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今年も数多くの激闘と熱戦が繰り広げられたプロフェッショナル修斗。2024年を締めくくる最終戦は暮れも押し迫る12月29日に大阪で「GORILLA HALL OSAKA」(大阪市住之江区のスポーツビレッジスミノエ内ライブハウス)での開催が決定。同所は格闘技初進出となる。
▼環太平洋バンタム級チャンピオン決定トーナメント決勝戦 5分3R
野瀬翔平(同級1位/マスタージャパン福岡)
ダイキライトイヤー(修斗GYM神戸)
そして今大会では9月からスタートした「環太平洋バンタム級チャンピオン決定トーナメント」決勝戦、野瀬翔平(同級1位/マスタージャパン福岡)vsダイキライトイヤー(修斗GYM神戸)の一戦が決定。
『ROAD TO UFC』や『RIZIN』にも出場経験のある野瀬は、初戦で人見礼王(修斗GYM東京)と対戦。1ラウンドは得意のサブミッションで攻め立てたが人見に凌がれ続け、2ラウンドに入ると逆にパンチを被弾し一転窮地へ。あわや逆転KO負けかと思われたが、ダブルレッグテイクダウンからの大逆転のキムラロックで見事勝利。決勝へと駒を進めた。
対するダイキは初戦の相手だった川北晏生(TRIBE TOKYO MMA)の直前の欠場で戦わずして決勝進出。今回、地元関西でのタイトル戦で燃えない訳がない。3月のRIZINでは金太郎に判定負けしたダイキだが、”To infinity, and beyond!!”。今回、不本意な形での決勝進出となるが運も味方につけたダイキライトイヤーが初戴冠を目指す。
大激戦の末、勝ち上がった野瀬と、ノーダメージのダイキ。寝技なら野瀬。打撃ならダイキ。いずれにしても激戦の予感プンプンするトーナメント決勝戦で伝統のベルトを巻くのは野瀬か、ダイキか。
この他にも関西シューターの多くが出場を予定、そして大阪大会では恒例となった全日本新空手道連盟提供の「CKCトーナメント」の開催も決定している。
今回、初開催となる“GORILLA HALL OSAKA”は普段はライブハウスとして多くのアーティストがLIVEを開催しているが、これからは“西の聖地”として新たな伝説の幕が開く。12.29プロ修斗2024最終戦。追加カードの続報にも注目だ。