2026年3月28日(日本時間29日朝8時~)米国ペンシルベニア州ピッツバーグのUMPCイベントセンターにて『PFL Pittsburgh: Eblen vs. Battle』(U-NEXT配信)が開催されている。プレリムでは、日本の菊入正行(NEVER QUIT)が参戦。Tuff-N-Uffウェルター級王者で10勝1敗のエルネスト・ロドリゲス(キューバ)と対戦した。
PFL Pittsburgh: Eblen vs. Battle 速報
▼PFLミドル級 5分3R〇ジョニー・エブレン(米国)1位 17勝1敗[1R 4分10秒 リアネイキドチョーク]×ブライアン・バトル(米国)12勝3敗
ミドル級1位のエブレン、9位のバトル。現王者は3月20日にファビアン・エドワーズをKOに下したコステロ・ファン・スティーニス。
エブレンは16勝1敗。2022年にゲガール・ムサシを破りBellatorミドル級王座を獲得。25年7月にスティーニスに5R 残り9秒でリアネイキドチョークを極められ、キャリア初黒星、王座陥落した。34歳。
バトルは12勝2敗(4KO、5一本勝ち)。TUF29ミドル級で優勝後、UFCと契約しウェルター級で2度の体重超過でミドル級に再転向も8月に組まれたヌルスルトン・ルジボエフとのミドル級初戦でも体重超過で試合キャンセル。リリースされた。ダーティボクシング・チャンピオンシップで2連続1RKO。今回がPFLデビュー戦となる。MMAでは24年12月のランディ・ブラウン戦の退場超過の末のスプリット判定勝ち以来、1年3カ月ぶりの試合。31歳。
1R、先に右ローのエブレン。バトルはジャブから右を狙うが、左右を振ってダブルレッグテイクダウンはエブレン。ボディロックでリフトしスラム! マットに頭を打ち付ける。
バトルの立ち上がりにもう一度リフトしてスラム! さらに3度目のリフトでスラム。4、5、6回目のスラムを決めるエブレン。
片ヒザ立ちのバトルに足をかけ、さらに持ち上げ、7回目のスラムをするエブレン。
バックを奪いボディトライアングル。バックからヒジ。さらにリアネイキドチョークでタップを奪った。
UFC7勝1敗1NCのバトルにエブレンが何もさせずに一本勝ちした。
完勝したエブレンは「あのベルトを取り戻さなきゃ。コステロ、もし見てるなら、絶対に仕返ししてやるぜ」と咆哮。
ダン・ハーディから「あの敗戦から今回の素晴らしい勝利に至るまでの過程は?」と問われ、「いや、何もなかったよ。ただ運が悪かっただけさ。(ATTの)チームがサポートに来られなかったんだ。ダスティン・ポイエーのセコンドをやらなきゃいけなかったから。俺も怪我をしてた。南アフリカでの試合だった。ただ、うまくいかなかった。調子が良くなかった。戦うべき時じゃなかったんだ。辞退すべきだった。でもな、俺は男だ。決断を下したけど、失敗した。でも今は……これが僕の物語の一部なんだ。
(あなたはこの5週間ずっとエネルギーが漲っていた)でも、このエネルギーを得るにはベルトを失う必要があったんだ。ねえ、人生ってそういうもんだ。受け入れるか、前に進むかだ。僕は学んだんだ。自分の態度を変えなきゃいけないって。自分を責めてちゃダメで、働き続けなきゃいけないんだ。そして粘り強く続けること、それがすべてなんだ」と、悔いの残る前戦から勤勉に取り組んできたとした。
また、「コメインのカサンガナイの試合を見て『タイトル挑戦権を得るには、あいつよりさらに高く、大きくやらなきゃ』って思ったか? と聞かれ、「いや、そんなことないよ。俺の前や後に誰が出ようが、どうしようと知ったことじゃない。俺は自分が何ができるかに集中してるし、それが俺のやるべきことなんだ。俺は最高レベルで戦えるし、これからさらに強くなるだけだ」と、自分自身がすべきことに集中していると答えた。
バトルを難なく下したエブレン。コステロへのリベンジ戦に向けわき目もふらず進む。
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▼PFLミドル級 5分3R〇インパ・カサンガナイ(米国)3位 20勝6敗[1R 3分18秒 KO] ※右ストレート→パウンド×ダルトン・ロスタ(米国)4位 11勝3敗
ミドル級3位のカサンガナイと、4位のロスタが対戦。
カサンガネイは19勝6敗。UFC2勝2敗後、PFLライトヘビー級で2023年シーズン優勝。Bellatorとの対抗戦では本来のミドル級でジョニー・エブレンにスプリット判定負けも王者を苦しめた。2024年のもライトヘビー級決勝でドヴェルジャン・ヤグシムラドフに1R KO負けで連覇ならず。25年のミドル級トーナメントでファビアン・エドワーズに2R KO負け。25年8月にアンドリュー・サンチェスに3R TKO勝ちで再起を遂げている。32歳。
ロスタは11勝2敗。レスリングをバックボーンにATTに所属し、Bellator8連勝。9戦目でアーロン・ジェフリーに判定負け。25年のPFLミドルトーナメント一回戦でPサディブ・シーを2Rダースチョークで下すと、準決勝でジェフリーとの再戦をスプリット判定勝ちで3連勝。決勝でファビアン・エドワーズの左ハイに3R KO負けを喫した。30歳。
1R、ともにオーソドックス構え。カサンガナイが中央を取り、左ボディ、右ストレート。ロスタは右カーフを当てる。カサンガナイは右ボディから左ストレートを伸ばす。
ワンツーで詰めるロスタは右を届かせる。さらに左ロー、左ミドルと上下に打ち分け。
ロスタの入りにアッパーを突くカサンガナイは、ロスタの右に右をカウンターを合わせて左フックも! ダウンしたロスタの手繰りをがぶり、パウンドで仕留めた。
試合後、カサンガナイは「何よりもまず、私の主であり救い主であるイエス・キリストにすべての栄光を捧げたい。今話してるのは僕のトレーナーのことですが、彼はキューバ出身なんです。あそこではとんでもないことが起きてる(※経済危機)。ここにいるみんなも、かなり辛い状況を抱えてる。今まさに大変な時期を過ごしてるし。PFLファミリーの一員として、彼らに手を差し伸べてほしい。みんな、誰しも辛い時期はあるんだ。ピッツバーグの皆さん、君たちは本当に熱狂的なファンだ。神のご加護がありますように。僕はここで君たちの選手を応援している。ノースカロライナやフロリダでも、同じように応援してくれることを期待しているよ。君たちの選手には、心からの敬意と寛容さを持っている。
僕は自分の仕事が大好きだ。戦うのが大好きだ。本当に。ダルトンも本気を出そうとしていた。彼は素晴らしいファイターだ。さっきも言った通り、彼らの前には多くのファンがいる。街も彼らを誇りに思っているし、今夜、彼は良い試合を見せた以外、何も悪いことはしていない。試合は常に2人のファイターで成り立つものだ」と語った。
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▼女子フライ級 5分3R〇アリアン・リプスキ・ダ・シウバ(ブラジル)10位 18勝11敗[判定3-0] ※30-27×2, 29-27×スミコ・イナバ(米国)5位 8勝3敗
1R、ともにオーソドックス、右ローを走らせるシウバ。さらに近づいてワンツースリーからローに繋ぐ。イナバの右ローは空振り。互いにワンツーからのフックはシウバが優勢。イナバもジャブのダブル。シウバはフックから右ミドルに繋ぐ。
イナバのジャブに打ち返しを突くシウバ。イナバのジャブの連打をバックステップでかわして二段ヒザから首相撲にとらえてヒザを打つ。右カーフを返したイナバ。シウバは蹴りまで繋ぎ上下に散らす。
2R、中央を取るシウバ。イナバの前進に下がりながらも左右を返す。シウバの右前蹴りの打ち終わりに左右を回転させるが、さばくシウバが打ち返し。ワンツースリーから右ミドルまで繋ぐシウバ。右ストレートでイナバが鼻血。
左ミドルハイを打つイナバ。ガードするシウバは、ハンドスピード速くワンツー、左フック。イナバの入りのジャブを額で受けるシウバ。追うイナバに回りながら右ストレート! ダウンを奪うシウバ。立ち上がるイナバを詰めるがゴング。
3R、前に出てきたイナバにダブルレッグテイクダウンのシウバ。立つイナバの詰めに強い首相撲を組むシウバ。蹴り足を掴んで崩したイナバだが、立つシウバ。しかし、イナバは最終ラウンドも動きが落ちず、左右で前に。シウバを下がらせる。
左を受けるも詰めるイナバ。右ストレートを返すと、シウバはサークリング。詰めるイナバは左ジャブの連打。左ハイも。シウバも顔を赤くする。最後の最後でシウバが押し返してゴング。最終ラウンドはイナバのラウンドに。判定3-0(30-27×2, 29-27)でKSW5勝無敗、UFC6勝8敗のシウバがPFL初陣で勝利した。
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▼フェザー級 5分3R〇アレクセイ・ペルガンデ(米国)9位 8勝0敗[判定3-0] ※29-28×3×フリオ・アルセ(米国)21勝7敗
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▼バンタム級 5分3R〇ラザロ・ダイロン(キューバ)9位 10勝0敗1分[判定3-0] ※30-27×2, 29-28×ジェイコブ・スラル(米国)15勝8敗1分
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▼140lbs契約 5分3R〇ジャック・カートライト(英国)43勝2敗[判定2-1] ※29-28×2, 27-29×アラン・ベゴッソ(ブラジル)10勝4敗1分
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▼ライト級 5分3R〇ヤクブ・カシューバ(ポーランド)9位 16勝0敗[判定3-0] ※30-27, 29-28×2×ネイタン・シュルテ(ブラジル)6位 25勝6敗1分
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▼ライト級 5分3R〇ダコタ・ブッシュ(米国)16勝4敗[1R 0分34秒 TKO]×ロバート・ワトリー(米国)16勝4敗
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▼ウェルター級 5分3R〇エルネスト・ロドリゲス(キューバ)11勝1敗 Tuff-N-Uffウェルター級王者 77.56kg[判定2-0] ※29-28×2, 28-28×菊入正行(NEVER QUIT)8位 11勝4敗1分 76.9kg
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▼女子フライ級 5分3R〇タチアナ・ポスタルナコワ(ロシア)9勝0敗[判定3-0] ※30-27×3×エロラ・ダナ(ブラジル)8勝2敗
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▼ミドル級 5分3R〇ジョシュ・フレムド(米国)12勝6敗[3R 3分57秒 KO]×ジャラ・アル・サラウィ(ヨルダン)10位 21勝8敗
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▼フェザー級 5分3R〇フレッド・デュプラ(カナダ)10勝2敗[1R 2分46秒 ギロチンチョーク]×イーサン・ゴス(米国)12勝9敗