キックボクシング
レポート

【DEEP☆KICK】龍翔が2年半ぶりの復帰戦で三宅祐弥にカーフキックでTKO勝ち、トーナメント決勝進出を決める

2024/11/01 14:11

▼第3試合 DEEP☆KICK-51kg契約 3分3R
×小林大樹(龍生塾)
判定0-3 ※28-30、28-30、28-30
◯水野夢斗(TEAM TEPPEN)


 SBを主戦場に戦いプロ戦績7戦4勝2敗1分3KOを誇る小林と、今年4月にプロデビューしプロ2戦2勝と負けなしの水野のDEEP☆KICK-51kg契約の1戦。


 試合は1R、互いにサウスポースタイルに構えると水野は軽やかで速いステップワークを武器に左右の蹴りにジャブ・ストレートと合わせていく。小林はローを当てながら右フックにパンチの連打で前に打ち出るも水野はそれをいなしていく。後半、水野をロープ際に詰めた小林はパンチの打ち合いにもっていくと水野も応戦、互いにヒットさせるも倒すには至らず第1R終了。


 続く2R、開始からじわじわ圧をかけながらストレートにフックと繰り出す小林に水野は下がりながらもストレートにローと返していく。序盤は互いに打ち合う距離にあり小林の攻勢も目立ったが、徐々に水野は自分の距離感をキープしながら顔面前蹴りにミドル、ジャブに膝と着実にヒットを奪っていった印象だ、2R終了時点でのオープンスコアは2名が19-20、1名が18-20で3者共に水野を支持。


 3R、2Rに続き自分の距離で試合を進める水野はワンツー・ローに飛び膝蹴りと繰り出していく。小林もワンツーにフックとパンチで展開を変えたいが空振りが目立つか、その後も水野はハイキックにカウンターのストレート、回し蹴りと完全に試合のペースを握る。小林は最後まで圧を緩めずパンチを振るっていったが水野を捉えるには至らず試合終了、


 結果3者共に28-30で水野を支持、試合を完全にコントロールした水野が判定勝利を収めた。これで第4試合で勝利した棚澤と共に無敗でプロ3勝目を勝ち取った水野、棚澤と共にDEEP☆KICKでTEAM TEPPEN旋風を巻き起こすか。

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