キックボクシング
レポート

【DEEP☆KICK】龍翔が2年半ぶりの復帰戦で三宅祐弥にカーフキックでTKO勝ち、トーナメント決勝進出を決める

2024/11/01 14:11

▼第2試合 DEEP☆KICK-65kg契約 3分3R
〇加古稟虎(NJKFteamBonds)
KO 3R 1分52秒
×松本慶二(TEAM TEPPEN)


 プロ2戦目同士の対決も16歳の加古と31歳の松本という年齢は倍近い両者の対戦。試合は1R、190cm近い身長の加古はカーフに前蹴り・ジャブと走らせる。対する松本はインローを放ちながらじわじわと圧をかけていき威力のありそうなストレートに左右のボディにフックと放っていく。


 続く2R、試合は一気に激化する。より圧を強めて前に出る松本は威力ある左右のフックをどんどん放つ、加古もカーフに膝と合わせながらジャブ・ストレートを着実にヒットさせる。最中、松本は加古をコーナーに詰めると左右のフックにストレートの連打を繰り出していき加古を追い詰めると、今度はそこに加古がカウンターのストレートから3連発のストレートで松本を逆コーナーに追いやり今度は加古がラッシュをかけていく。ゴング間際には互いに打ち合う中で加古のボディフックが連続でヒットし松本が腹を抑える場面もありゴング後は会場からどよめきが起こるほどに壮絶な第2ラウンドとなった。2R終了時点でのオープンスコアは1名が20-20でイーブン、1名が20-19、1名が20-18で2名が加古を支持。


 3R、逆転を狙い左右のフックを振るいながら前に出る松本に加古は飛び膝・アッパーを挟みながらボディフックに前蹴りでボディを狙っていく。中で、加古の左フックが松本にクリーンヒット、たたらを踏んで後ろに下がっていく松本に加古はボディにフックの連打で詰めていくと最後はダメージの見える松本に前蹴りを突き刺し、松本はロープにもたれる形でダウン、10カウント内に続行の意思を示すことが出来ず、3R1分52秒、加古がKO勝利でプロ2勝2KO目を勝ち取った。

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