因縁のRIZIN名古屋大会で勝利し、継続参戦を狙う山本
2024年11月17日(日)愛知・ポートメッセなごや第1展示館『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』にて、アラン“ヒロ”ヤマニハ(ホンサイ柔術)とバンタム級(61.0kg)5分3Rで対戦する山本聖悟(フリー)が、10月29日(火)都内にて公開練習を行った。
山本はパンチのミット打ちでパワフルなパンチを披露し、「コンディションはめちゃくちゃいいです。いいマインドで試合に臨めそうです」と明るい表情で話すと「久々のRIZINなのでインパクトを残して勝ちたい。絶対にKOで倒します」とKO宣言。
「愛知県が地元なので友だちが見に来るし、名古屋で連敗が始まった(2021年3月のRIZIN.27で村元友太郎に敗れてから6連敗を喫した)のもあるので、名古屋でやり返したいのがある」と、過去の負けを払しょくしたいとする。
公開練習は芦澤竜誠との合同で行われ、「20代前半。俺が名古屋に遊びに行って遊んでいる時に友だちの友だちみたいな感じで知り合って。東京に2人とも出て来て格闘技無しでよく会っていたんですよ。それで俺がMMAをやることになったので教えてよって」(芦澤)、「僕がMMAで竜誠はキックボクシングだったので一緒に練習はしてないけれど関係は長くて。知り合いでも格闘技で交わることなかった。同じ大会に出ることはないと思っていて、まさか2人で同じ大会に出れるなんて思っていもいませんでした。竜誠がMMAに転向してこの公開練習したのも縁がある」と、8~9年前からの知り合いだったという。
芦澤からは「マインド的に教わることが多い」と、いいマインドを作ってくれる友人だとした。芦澤も「俺は技術はないけれど戦うマインドがマッチしている。聖悟からも学ぶし、いい関係です」とした。
RIZINには約4年ぶりの参戦となり、「狙っていたけれど連敗していたので。韓国で連勝して戻ってきて。地元だし、RIZINで出来るので戻ってきました」と意気込み、ヤマニハについては「スタンドで始まるので寝技に持ち込まれたら持ち込まれたで、スタンドで自分の持ち味を出して戦おうと思います」と、あくまでもスタンドで勝負するという。
芦澤は「聖悟もめちゃ速い。際でバンバンみたいな感じ」と、山本がスピードで勝つと太鼓判を押した。
試合に向けて気合いを入れ、眉毛をアートメイクしてきたという山本は「僕はニックネームがロック・リーというんですけれど、ロック・リーも眉毛が特徴じゃないですか。だからちょうどいいかなって。今は激落ちくんみたいになってるけれど」と笑う。
RIZINには「継続参戦したいですけれど次の結果ですね。しっかり勝って継続参戦したい」と、継続参戦を狙うとする。
JTTでも練習していることで、芦澤が昇侍と戦うことで気まずさはないかと問われると「JTTは(朝倉)未来くんの柔術だけにしか参加していてMMAは練習していないので。昇侍さんと会う時もあるけれど気まずくはないです。竜誠とは同士みたいなものなので。それを言ったら、僕もヤマニハ選手は名古屋にいる時の知り合いでした。やるしかないので関係ないですね」と答えた。