泉武志「森戸選手から一本を取れるようになれば、MMA選手をほとんど極められる」
▼Progress暫定ウェルター級選手権試合 5分3R
森戸新士(Leos&藤田柔術/日本)王者
泉 武志(Fighter's Flow/日本)挑戦者
泉は、グレコローマンで世界選手権に出場経験を持つ強豪レスラー。2020年にレスリングから総合格闘家へ転向。2023年11月の北岡悟戦までMMA5連勝を飾るが、2024年7月の野村駿太戦で3R TKO負けで戴冠ならず。今回、IBJJFアジア選手権黒帯ライト級優勝など柔術で活躍するProgress王者・森戸新士に挑戦する。
泉「いい相手を選んでいただいたなと思っています。(森戸は)オールラウンダーなイメージで何でも出来るし、柔術歴も長いので、気を付けているポイントはかなりあります。
(MMAファイターとして“打撃のないMMA”とも言われるProgressルールを戦う意味は? ※TDで2P、相手が引き込んだら2P。上下の入れ替えで2P。立ちあがって離れると1P)僕はいま総合の試合で一本勝ちが無いので、ここで自信をつけたいと思っていて、森戸選手から一本を取れるようになれば、MMA選手をほとんど極められると思うので、ここで一皮むけたいというのはあります。
(一本を獲るイメージは)沸いています。このルールはレスリング有利なので“テイクダウン獲って逃げ回るんじゃないか”と思われると思いますが、一本を狙っていくんで見ていてください。しっかり勝ちにこだわってフィニュシュ狙いたいと思います。
(森戸は同じグレコ出身の河名マストと戦っていることは参考に?)参考になる場面もありました。
(森戸が引き込んできたときの柔術対策は?)最近では、カルペディエムで世羅(智茂)さんたちにお世話になってやり込んでいて実力も上げてきているので、引き込まれたときに柔術につきあわずレスリングを活かして戦うこともできます。(森戸と対戦した世羅からアドバイスは?)ありました、がちょっと言えないです(笑)」