2024年10月20日(日)東京・後楽園ホール『RISE 182』にて、RISEフェザー級タイトルマッチ3分5R無制限延長Rで王者・門口佳佑 (EX ARES)に挑戦する同級2位・安本晴翔(橋本道場)のインタビューが主催者を通じて届いた。
門口選手を倒せるところまで来た
――試合まで10日を切りましたが、タイトルマッチに向けて心身ともに整いましたか?
「今までの中で1番良い形になっています」
――公開練習ではキレキレの体と動きを見せてくれましたが、喋りにキレは出てきましたか?
「喋りはもうちょい修行が必要ですかね(笑)」
――今回のタイトルマッチは本当に以前から期待されていて、ようやく実現に至りました。このタイミングで実現したことについてはご自身でどう感じていますか?
「RISEに参戦して2年経って色々なところで負けちゃったりしましたけど、その分強くなったと思うので門口選手を倒せるところまで来たなって感じがします」
――白星だけじゃなく黒星もありましたが、充実した2年間だと感じていますか?
「RISEさんにいろんな試合を組んでもらって、対抗戦も出させてもらったので、すごく充実した2年間でした」
――直近2試合はONEでやっていますけど、タイのルンピニースタジアム戦った試合はどうでしたか?
「やっぱり海外というのもあって新鮮だったけど不安なこともありました。やっと日本で試合が組まれたので日本のファンの皆様に試合を届けられるということですごくワクワクしています」
――「不安」という言葉もありましたが、試合前はいつも緊張する方ですか?
「はい、めちゃくちゃ緊張します」
――どうやってその緊張を解消していますか?
「解消はできないので、試合前は早く家に帰りたいし早く終わらないかなっていう気持ちで過ごしています」
――キャリアを重ねていますが、それでもそういう気持ちになってしまうんですね。
「1回も緊張しなかったということはないです」
――今回は後楽園ホールに入る時の気持ちというのはどういう風に予想しますか?
「緊張するとは思うんですけど、しっかり落ち着いて試合前は集中して試合に臨みたいです」
――最近のチャンピオンの門口選手の戦い方はどういう風に捉えていますか?
「軍司選手との戦いも観に行きましたが、気持ちが強いなという印象でした。門口選手の戦い方っていう感じがして良いと思います」
――過去の対戦で気持ちが強い選手と戦った時はどういう感じでしたか?
「気持ちが強い選手は凄いやりづらいですね。それに負けないくらい気持ちを作って臨むので大丈夫です」
――先日、門口選手の方を先にインタビューさせてもらいました。その時に門口選手は、今回安本選手の試合映像を見ないと言っていましたが安本選手はいかがですか?
「僕もあまり見る方ではないですけど、門口選手の試合は何度か会場で観ているし、YouTubeでも見たりしているので、大体はこんな感じで来るんじゃないのかなと予想しています」
――安本選手の頭の中では何ラウンドくらいに山場が来ると思っていますか?
「倒すっていうことはあまり考えないで、オールラウンド戦うイメージで練習しています」
――判定決着になる可能性もあるということですね。
「そうですね。判定決着の想像をしておかないと、そこまで行った時に自分の気持ちが『あ、倒せなかった』となりそうなので、全部戦うつもりでイメージしています」
――久しぶりの3分5Rになりますが、長丁場の試合はいかがですか?
「5Rは初めてじゃないので、ラウンドの配分だったりどのラウンドで自分が出るとか、どのラウンドで相手が出てくるとかのポイントは把握しているつもりなので、その順序でそれができちゃいます」
――このタイトルマッチに向けて、橋本師範やミットを持ってくれた花岡竜選手などはどのように言ってくれていますか?
「門口選手は強い選手なので、負けないようにどうすればいいかとアドバイスをもらっています」
――そのアドバイスははまりそうですか?
「自分ができれば上手く試合を運べると思います」
――ちなみに今日着ているそのTシャツは何のTシャツですか?
「これは愛犬Tシャツです」
――“リル”っていう名前なんですか?
「そうです」
――何歳ですか?
「3歳です。メスの女の子です。毎日癒されています」
――早くリルちゃんにも奪ったチャンピオンベルトを見せてあげたいですね。
「そうですね」
――最後にこの試合を待ち侘びているファンに熱いメッセージをお願いします。
「橋本道場の安本晴翔です。10月20日は僕がベルトを門口選手から奪ってチャンピオンになります。久しぶりの日本での試合ということで、皆さん全力で応援してくれたら自分のパワーになるので、応援よろしくお願いします」