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【GLORY】ベスタティの同時二階級制覇ならず、クワジと壮絶ドロー。ミドル級王者ウィッセはアレックス・ペレイラと並ぶV5達成

2024/10/14 12:10
GLORY 962024年10月13日(日)オランダ・RTMステージ  ソールドアウトとなった今大会。メインイベントではGLORY世界ウェルター級タイトルマッチが行われ、王者チコ・クワジ(オランダ)と挑戦者で世界ライト級王者のティジャニ・ベスタティ(オランダ)は壮絶なドローを演じた。「GLORY史上最高の名勝負」が繰り広げられ、両チャンピオンが一進一退の攻防を繰り広げた後、両者の手が挙がった。  コー・メインでは、GLORY世界ミドル級王者ドノバン・ウィッセ(スリナム)がセルゲイ・ブラウン(ドイツ)に見事勝利し、アレックス・ペレイラのタイトル防衛記録に並ぶ5度目のGLORYミドル級世界王座防衛に成功した。  ヘビー級の人気者ナビル・ハチャブ(モロッコ)は、GLORYデビュー戦のトルコ人ファイター、ブグラ・トゥゲイ・エルドガン(トルコ)に判定勝ち。  マイケル・ボアペア(ガーナ)は、トップ・プロスペクトのモハメド・トゥチャッシー(モロッコ)を破り、間違いなくこれまでで最高のパフォーマンスでタイトル争いに復帰した。「デン・ハーグの王」は現在3連勝中で、ドノバン・ウィッセとの再戦を要求している。  その他のメインカードでは、GLORYデビュー戦のミハイロ・クラフィック(モンテネグロ)がイリアス・ハムーチェ(モロッコ)に勝利し、フランスのベテランであるボボ・サッコがデニス・ウォシク(ドイツ)を破り、戦績を77勝(30KO)6敗1分とした。  ルーマニアのヘビー級KOアーティスト、イオヌット・イアンクがシハド・ケペネク(トルコ)を2Rでストップし、GLORYでの戦績を2勝0敗とした。  プレリミでは、イブラヒム・エル・ボウニ(モロッコ)がベテランのボグダン・ストイカ(ルーマニア)に勝利し、トッププロスペクトのテオドル・フリストフ(ブルガリア)がロビン・シリック(オランダ)を破り、アルバニアのアスドレン・ガシがコリン・ジョージ(スリナム)をヘビー級戦で下し、メフディ・アイト・エル・ハジ(モロッコ)はオープニングファイトでソフィアン・アブデルカラク(モロッコ)にスプリット判定で辛勝した。 <全試合結果> ▼GLORY世界ウェルター級タイトルマッチ 3分5R△チコ・クワジ(オランダ/王者)ドロー 判定2-1 ※48-46×2、46-48、47-47×2△ティジャニ・ベスタティ(オランダ/GLORY世界ライト級王者/挑戦者)※クワジが初防衛に成功。 ▼GLORY世界ミドル級タイトルマッチ3分5R〇ドノバン・ウィッセ(スリナム/王者)判定5-0 ※50-45×5×セルゲイ・ブラウン(ドイツ/挑戦者・同級2位)※5度目の防衛に成功。 ▼ヘビー級 3分3R〇ナビル・ハチャブ(モロッコ)判定5-0 ※30-27×4、29-28×ブグラ・トゥゲイ・エルドガン(トルコ) ▼ミドル級 3分3R〇マイケル・ボアペア(ガーナ/同級1位)判定5-0 ※30-26×5×モハメド・トゥチャッシー(モロッコ) ▼ミドル級 3分3R×イリアス・ハムーチェ(モロッコ)判定0-5 ※26-30×4、27-29〇ミハイロ・クラフィック(モンテネグロ) ▼フェザー級×デニス・ウォシク(ドイツ/同級3位)判定〇ボボ・サッコ(フランス/同級7位) ▼ヘビー級 3分3R〇イオヌット・イアンク(ルーマニア/同級9位)KO 2R 2分59秒×シハド・ケペネク(トルコ) ▼ライトヘビー級 3分3R〇イブラヒム・エル・ボウニ(モロッコ/同級6位)判定5-0×ボグダン・ストイカ(ルーマニア/同級8位) ▼ウェルター級 3分3R〇テオドル・フリストフ(ブルガリア/同級2位)判定5-0×ロビン・シリック(オランダ/同級4位) ▼ヘビー級 3分3R〇アスドレン・ガシ(アルバニア)判定5-0 ※28-27×5×コリン・ジョージ(スリナム) ▼ウェルター級 3分3R〇メフディ・アイト・エル・ハジ(モロッコ)判定4-1 ※30-27×3、29-28、28-29×ソフィアン・アブデルカラク(モロッコ)
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