2024年10月5日(土)都内某所にて開催されるYA-MANプロデュースの全試合オープンフィンガーグローブキックボクシングマッチ『FIGHT CLUB.2』。
同大会のメインイベント、YA-MAN(TARGET SHIBUYA)vs.木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle Box)は木村が大麻取締法違反の疑いで逮捕されたことにより、中止が決定した。『FIGHT CLUB 2』の公式Xにて発表された。
この発表を受け、YA-MANが自身のYouTubeチャンネルに「木村ミノル逮捕で試合が失くなりました」と題した動画を公開。
YA-MANは「笑うしかないよ。前代未聞だよね。今までの格闘技業界でこんなメインの対戦相手が逮捕されたってあったのかな」と苦笑。
続けて「他の選手の試合は決まっているし、興行自体はやるつもり。メインがなくなったからといって興行をなくすのは選手の仕事をなくすことだから何としても避けないといけない。無料放送でやっていこうって話はしている」と、他の試合が決まっている選手たちのために大会は実施する方向性だと話す。
「他の選手が輝いてくれることを祈るだけで。無料放送にしてますます多くの人に見てもらって、今回出る選手が注目されたらそれはそれでいいのかな」と、自分に言い聞かせるように他の選手たちの試合に注目して欲しいという。
加えて「もしかしたら誰かと試合するかもしれないし、エキシビションをやるかもしれないし、そこは調整中なので発表をお楽しみにしておいてください」と続報を楽しみにとした。
しかし「損失で言ったら億単位の損失だからやってられないよ。選手のファイトマネーだけじゃないし」と、やるきれなさを語りだすYA-MAN。
「何をやってるんだよって感じだよね。怖かったのかね、俺との試合。いつからやってるかは分からないけれど、それがないと心が安定しなかったんだと思うよ。俺が会見でカーフキック蹴るとか言っちゃったからかなとか考えている。カーフキックに凄いビビってたじゃん。それが原因で大麻っていう方に。試合まで少しでも気を紛らわせようとする方に行ってしまったのかなと。会見でちょっとビビらせすぎたのが原因かな」と、木村にプレッシャーを与えすぎたのかもしれないとする。
「本当に楽しみだったし、俺、試合するのが。木村ミノルが相手だから今まで通りの練習じゃダメと思ったから、いつも以上に。木村ミノルを想定して凄い厳しい練習をやってきたし、準備してきたし、そのおかげで自分自身強くなれたからそれはそれで結果オーライだけれど、試合したかったよ。木村ミノルと」と、試合がしたかったと無念の表情に。
また、「年末へ向けてMMAを頑張るしかないですね」と次は大晦日のRIZINを目指すと言い、「ダウトベックとやりたい」とカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)との対戦を希望していた。