2024年9月21日(土)タイ・ラジャダムナンスタジアム『RWS』(U-NEXT配信)にて、ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者・松田龍聖(大原道場)が前王者クンスックレック・ブームデックシアン(タイ)とダイレクトリマッチを行う。
【写真】気合い溢れる両者のフェイスオフ(C)RWS 両者は7月14日に千葉・TIPSTAR DOME CHIBAで開催された『RWS JAPAN 2024』にて、ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級(53.5kg)タイトルマッチ3分5Rで対戦。41戦負け無し(1引き分けを含む)という快進撃を続け、ムエタイのトップを走る王者クンスックレックに松田が挑戦し、2RでKOするという大番狂わせを起こした。
松田はまだ18歳で戦績は12勝(5KO)1分無敗。2024年4月の『RWS JAPAN』に初参戦すると、初のムエタイルールにも関わらず石井一成を苦しめドロー。ムエタイルールわずか2戦目にしてムエタイのトップ中のトップファイターをKOし、ラジャダムナン王座に就いた快挙を達成したことで吉成名高は「人類最速のラジャ王者」と称した。
【写真】ムエタイ2戦目の松田が41戦負け無し(1引き分けを含む)のクンスックレックをKOする大番狂わせ 今回の再戦は“スーパーファイト”と銘打たれ、松田にとってはラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王座の初防衛戦。ムエタイの威信を懸けるタイ側は「判定勝利には50万バーツ(約210万円)」「KO勝ちには100万バーツ(約420万円)」「いい試合を見せた場合は両選手に25万バーツ(約100万円)」と高額のボーナスが出ることも発表された。
現地タイでも大きな話題を呼んでいる“世紀の再戦”。RWSのインスタグラムストーリーでの投票では、前回松田がKO勝ちしたにも関わらずクンスックレックが59%、松田が41%とクンスックレックが優位という結果となっている。
20日(金)には前日計量&フェイスオフイベントが行われ、両者とも計量をパス。松田は「日本人初のRWSスーパーファイト必ず勝ちます。日本代表として、そしてラジャダムナン王者として必ずベルトを防衛して日本にベルトを持って帰ろうと思います」と、自身のSNSに意気込みを投稿している。
クンスックレックもホームでのリベンジ戦、ムエタイの威信を懸けた一戦に前回以上の気合いを入れて臨んでくるであろう。松田が返り討ちにするのか、クンスックレックが王座を奪還するのか。決戦のゴングはいよいよ明日、鳴らされる。
なお、同大会をLIVE配信するU-NEXTでは吉成名高が解説を務める。松田vs.クンスックレックのスーパーファイトはメインカード(メインカードの前にプレリミナリーファイト3試合)の第3試合で行われる。