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【ONE】岡見勇信「真っ向勝負、覚悟はできている」×秋山成勲「絶好調で行ってくれればタニに勝てる」

2019/09/12 12:09
【ONE】岡見勇信「真っ向勝負、覚悟はできている」×秋山成勲「絶好調で行ってくれればタニに勝てる」

ONE Championshipが9月11日19時から、日比谷パークフロント19Fにてファン参加イベント『OFFICE DE TALK LIVE』(オフィス・デ・トーク・ライブ)を開催した。

『格闘技とeスポーツのフュージョン(融合)』をテーマに掲げた今回のトーク・イベントは、10月5日&6日に開催される「ONEマーシャルアーツ・ファン・フェス」に先駆けてのイベントで、秦アンディ 英之ONE Championship日本代表とともに、ファイターとして、岡見勇信(EXFIGHT)と秋山成勲(チームクラウド)が登場。

さらに、吉本興業が契約した初のプロゲーマーとしてジョビンこと松本晃市郎、プロフィギュアスケーターの八木沼純子が参加。また、現在テレビ東京で放送中の『格闘王誕生! ONE Championship』の実況とナレーションを務める赤平大が司会を担当した。

オープニングで「ONE Championshipのファンとeスポーツのファンは親和性が高い」というデータを示した秦アンディ日本社長は、eスポーツ界への進出をあらためて宣言。ONEファイター同様に、eスポーツの選手たちをヒーロー化して世界に紹介していくことを説明した。また、「eスポーツの優勝者にもいずれ称号を手にしてもらいたい」とベルト創設のプランも明かした。

続けて、eスポーツが盛んな韓国の事情を知る秋山は、「まだまだ日本ではeスポーツの認知が低い。我々は身体を動かすアスリートだけど頭も使っている。eスポーツのファンは、プロゲーマーは頭を使ってゲームをプレイしているからスポーツの一部という、頭の柔らかさがある」と解説。さらに、「日本の人口の約半分以下の5165万人の人口しかいない韓国ですが、ネットカフェ“PCバン”の数は日本の10倍はある。分母が大きい日本の柔道が強いように、eスポーツファンの分母が大きい。そしてそれをアスリートとして認める文化を作っている」と韓国のeスポーツ人気の高まりを説明した。

プロゲーマーのジョビンこと松本晃市郎は元DEEPフェザー級王者。格闘技とゲームの双方を知るジョビンは、「さしかえしというカウンターの技もあるなど、僕がやっている格闘ゲームは格闘技に似ている。eスポーツは米国ラスベガスなどでメチャメチャ盛り上がっている。エボリューションという格闘ゲームの祭典に行ったら熱気がすごかった。“本当にスポーツなの?”と思う人もいると思うが、あれを見れば分かってもらえると思う」と、その類似性を語った。

さらに、「たとえば『ストリートファイター』はやる側のみならず“動画勢”と言って観るだけの人もいるほどファンが多様。自分も今回の10月6日のファンフェスタに参加させていただきたい」と、プレイヤーとして秦アンディ社長に参戦を直訴。「ぜひ」との快諾を得て、緊急参戦が決定した。ジョビンは「格闘技とeスポーツの両方のチャンピオンになった人はほぼいないので、10月6日、頑張ります。そしていつかONEのeスポーツのチャンピオンベルトを作ってください」と野望を語った。

また、プロスケーターの八木沼純子は、フィギュアスケートの人気のブレークスルーの過程を説明。「日本人選手が誰も金メダルを取っていなかったトリノ五輪で、荒川静香さんが金メダルを獲ったこと、そしてプロフィギュアスケーターとして参加したことで大きく変わった。荒川さんは新人発掘プロジェクトの第1期生でしたし、以降。ジャパンのユニフォームを着たいという選手が増えた」と、ジュニア世代からの育成の重要性を語り、さらに「私たちもどうやって滑ればフィギュアファン以外の人にもメッセージを伝えられるのか、ということをすごく考えさせられた分岐点だった」と振り返った。

岡見「秋山さんともいつか最高の舞台で相まみえる日が来たらいい」

UFCからONEに参戦した岡見は、「これまで欧米を中心に試合をしてきましたが、東南アジアを中心としたヒーローを作っているONEは、試合をしてみてすごい熱狂を感じる。欧米のUFCと違って、ONEだけの独特な世界観がある」と、北米MMAとの違いを語ると、「熱狂の種類が違うし、日本や他の国でも一つひとつヒーローを作っていけばUFCに対抗する新しい独特のものができるのではないかと感じた」と、参戦の手応えを語った。

10月13日に開催される「ONE:CENTURY 世紀」両国国技館大会・第1部に出場する岡見はマレーシアのヒーローであるアギラン・タニと対戦する。

現在、ONEでは2連敗中の岡見は、「ONE1戦目2戦目の結果もあり、ここ最近、すごいみんなにご心配をおかけしていると周りの空気から節々で感じています。格闘技もeスポーツも勝たないと面白くない。仕上がりは絶好調で日々、戦っています」と、日本大会参戦に向け、順調な仕上がり具合であることを語る。

さらに、「覚悟はできています。小手先、テクニックは度外視して、真っ向勝負で今までのすべてをアギランにぶつけます。それで勝てると信じています。これまでの戦いは、それがベストだと思って負けましたが、違うんだと、ONE3戦目から、“岡見勇信”を見せつけたいと思います。ぜひ見てください」と、打撃でも組みでも一歩踏み込んだ上での岡見勇信スタイルをすべてぶつけて、ONEでの初勝利を掴み取ることを誓った。

今回のイベントに参加した秋山とは和術慧舟會時代から15年以上のつきあいがある。その秋山は2019年6月の上海大会でONEに初出場し、3年半ぶりの復帰戦でアギラン・タニを相手に激闘の末、判定負けも、マレーシアの強豪とのフルランドの死闘は、満員の観衆を沸かせている。

「秋山さんとは同じ舞台で戦ってきて、常に意識してきた存在。秋山さんとの練習は一番、緊張感があります。感覚が違うし、秋山さんの試合も常に気にしてきました。ONEでも同じ舞台で同じ階級で戦っている。いつか最高の舞台で相まみえる日が、来たらいいですね」と、禁断のドリームカードについても語った岡見。

そんな岡見に対し秋山は、「岡見くんとは十何年一緒に練習している。UFCでもONEでもともに戦ってきました。今度、岡見くんが戦うタニは僕も戦っていますし、岡見くんがうまく絶好調で行ってくれれば勝てる」とタニ戦に太鼓判。

さらに、「岡見くんは実力を発揮できれば間違いなく世界王者になれる力を持っているんです。でも格闘技は何が正しいのか分からない。この歳になると“勝ち負けで何周”もしている。怪我をして負けて、治してまた戦って……最終的に自分を信じて戦うということを何周もするんです」と、勝負の世界で生き残ることの難しさも語った。

「岡見くんも何戦もして、次の試合に向けて毎回同じモチベーションを保つのは難しいと思う。それに若い頃の勢いや反応は落ちてくる。それに対し、鮭のように身を粉にして逆らって逆らって戦っている。勝ち負けは正直仕方ないけど──もちろん勝つことを信じてその場に立つわけですが──もう親心みたいになってしまいますが、岡見くんには怪我はしないでほしいなと思います」と、エールを送った。

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