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【NJKF】国崇がメインで日韓国際戦、MARIがミネルヴァ3階級制覇を懸けて美斬帝と王座決定戦

2024/08/29 21:08
【NJKF】国崇がメインで日韓国際戦、MARIがミネルヴァ3階級制覇を懸けて美斬帝と王座決定戦

100戦を超えて戦い続ける国崇(C)拳之会

 2024年10月27日(日)岡山・倉敷市のマービーふれあいセンターで開催される『NJKF拳之会主催興行23rd ~ NJKF2024 west 5th ~』の全対戦カードが発表された。


 ダブルメインイベントの第2試合では、国崇(NJKF拳之会)が日韓国際戦58kg契約3分5Rでクァク・リョンピョ(韓国/大邱玄風ソルボンジム) と対戦。

 国崇は小学生で少林寺拳法を学び、グローブ空手に転向。2000年7月にNJKFでプロデビューした。2003年7月にNKBバンタム級王座を獲得すると、NJKFバンタム&フェザー級王座、WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王座、WBCムエタイ・インターナショナル同級王座、ISKAムエタイ世界フェザー級王者、WKAムエタイ世界フェザー級王座など合計7本ものベルトを獲得。また、ムエタイの二大殿堂であるラジャダムナンスタジアムとルンピニースタジアムでそれぞれランキング入りを果たし、両スタジアムのタイトルに挑戦したこともある。

 2021年4月に地元・岡山にて100戦目を達成。地元の岡山興行では無敗を誇っていたが、2022年5月に14戦目にして光太朗ZLSに判定2-1で敗れ初黒星を喫した。2023年4月には下アゴが真っ二つに割れる重傷を負いながらもTKO勝ち、約1年ぶりの復帰戦となった2024年4月の試合では佐藤亮にTKO勝ちで107戦目を勝利で飾っている。


 ダブルメインイベント第1試合はNJKFミネルヴァライトフライ級王座決定戦3分3Rで、同級1位・美斬帝 (テツジム)と同級2位MARI(ナックルズGYM)が対戦。

 美斬帝(みきてぃ)は喜多村美紀のリングネーム。“魔人”と呼ばれ90年代に活躍したキックボクサーであるガルーダ・テツの弟子。約7年のアマチュアキックでの下積み時代を経て、2015年、29歳にしてプロデビュー。遅咲きながらもメキメキと頭角を現し、小林愛三、寺山日葵などのトップ選手と対戦経験がある。2022年2月にsasoriと、3月にぱんちゃん璃奈とタイトルマッチを争ったがいずれも敗れている。悲願の王座獲得なるか。ガルーダ・テツ譲りの決して折れないファイトスピリット、テクニックに定評がある。

 MARIは15歳でキックボクシングを始め、高校生でプロデビュー。2018年4月に百花を破り、NJKFミネルヴァ初代ピン級王座を獲得。シュートボクシングではMIO、MISAKI、女神といったトップクラスと拳を交えてきた。2020年11月にはぱんちゃん璃奈に判定で敗れている。2021年からはK-1に参戦したが3戦とも敗れた。2022年5月、祥子JSKを破りミネルヴァ アトム級王座を獲得してミネルヴァ初の2階級制覇を達成した。今回は3階級制覇を狙っての王座決定戦となる。


 セミファイナルではNJKFスーパーバンタム級6位・庄司理玖斗(NJKF拳之会)が、元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級6位ダウサヤーム・ウォーワンチャイ(タイ/ウォーワンチャイプロモーション)と国際戦。

 アンダーカードには地元出身のフレッシュな試合が並ぶ。 5回戦の先陣を切るのはNKBタイトルマッチを経験しているテツジムのNKBフライ級1位・則武とNJKF京都野口ジム・山川敏弘の団体対抗戦。

 オープニングファイトではアマチュアNEXT☆LEVEL提供試合が2試合組まれ、アマチュアトップクラスの選手同士が対戦する。

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