2024年8月23日(日本時間24日)米国、ワシントンDCのジ・アンセムにて『PFL 9: 2024 Playoffs』(U-NEXT配信)が開催され、フェザー級&ウェルター級のプレーオフが行われた。
▼フェザー級プレーオフ 5分3R〇ブレンダン・ラフネイン(英国)[判定2-1] ※29-28, 28-29, 30-27×カイ・カマカ3世(米国)
メイイベントのフェザー級準決勝では、ブレンダン・ラフネイン(英国)とカイ・カマカ3世(米国)が対戦。
1Rにラフネインがスピニングバックキックから首相撲ヒザを効かせてトップを奪うなど攻勢になると、2R、3Rもスピニングバックキックをヒット。3Rのカマカの前進にもラフネインが右ローを当てるなどスプリット判定ながら危なげない試合運びで決勝進出を決めた。
▼フェザー級 プレーオフ 5分3R〇ティムール・ヒズリエフ(ロシア)[判定2-1] ※30-27×2, 28-29×ガブリエル・ブラガ(ブラジル)
もう一つのフェザー級準決勝もスプリット判定に。右カーフキックで攻めるガブリエル・ブラガ(ブラジル)に、ティムール・ヒズリエフ(ロシア)がテイクダウンの圧力から左ジャブ・右ボディを当てて2-1勝利。
フェザー級決勝は、ラフネインvs.ヒズリエフとなった。
▼ウェルター級プレーオフ 5分3R〇シャミル・ムサエフ(ロシア)[判定3-0] ※29-28, 30-27×2×ムラド・ラマザノフ(ロシア)
また、メインカード第1試合で行われたウェルター級準決勝は、シャミル・ムサエフとムラド・ラマザノフの2カ月間隔の再戦に。
ジャブ&ローで攻めるムサエフに、ラマザノフはダブル・シングルレッグもムサエフは崩されず。逆に大内刈でテイクダウンし、ラマザノフにスクランブルをさせずバックコントロール。
左アッパー、右ストレートも突いて最終回は流し気味に判定勝ち。6月のリーグ戦以上の差をつけてムサエフが勝利し、決勝進出を決めた。
▼ウェルター級プレーオフ 5分3R〇マゴメド・ウマラトフ(ロシア)[判定3-0] ※30-27, 29-28×2×ネイマン・グレイシー(ブラジル)
もうひとつのウェルター級準決勝では、マゴメド・ウマラトフ(ロシア)と、ネイマン・グレイシー(ブラジル)が対戦。
組んでバック狙いのネイマンを突き放すウマラトフは、打撃でネイマンを中に入れさせず。3Rには右ストレートから左フックでダウンを奪い、ネイマンのラバーガードからの仕掛けもカット。ネイマンの跳びつき腕十字、足関節もかわして判定勝ち。
ウェルター級決勝は、ムサエフvs.ウマラトフとなっている。
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『PFL9: 2024 Playoffs』試合結果
【メインカード】
▼フェザー級プレーオフ 5分3R〇ブレンダン・ラフネイン(英国)[判定2-1] ※29-28, 28-29, 30-27×カイ・カマカ3世(米国)
▼ウェルター級プレーオフ 5分3R〇マゴメド・ウマラトフ(ロシア)[判定3-0] ※30-27, 29-28×2×ネイマン・グレイシー(ブラジル)
▼フェザー級 プレーオフ 5分3R〇ティムール・ヒズリエフ(ロシア)[判定2-1] ※30-27×2, 28-29×ガブリエル・ブラガ(ブラジル)
▼ウェルター級プレーオフ 5分3R〇シャミル・ムサエフ(ロシア)[判定3-0] ※29-28, 30-27×2×ムラド・ラマザノフ(ロシア)
【アーリーカード】
▼ウェルター級 5分3R〇ムハマド・ベルハモフ(ロシア)[判定2-1] ※29-28×2, 28-29×レイ・クーパー3世(米国)
▼フェザー級リザーバーバウト 5分3R〇エンリケ・バルゾラ(ペルー)[判定3-0] ※29-28×3×タイラー・ダイアモンド(米国)
▼フェザー級 5分3R〇ホセ・ペレス(米国)[判定3-0] ※29-28, 30-27×2×ジェシー・スターン(米国)
▼ヘビー級 5分3R〇マックスウェル・ジョントゥ・ナナ(カメルーン)[2R 4分50秒 KO]×ケント・マフィレオ(米国)
▼ウェルター級 5分3R〇シド・ボリス・エスペランサ(アンゴラ)[1R 3分31秒 TKO]×タイラー・ヒル(米国