K-1K-1
K-1
ニュース

【K-1 KRUSH】レオナの「今回は潰しに行く」発言に王者・西京佑馬「逆に自分が潰しにいこうかなって感じですね」

2019/09/11 11:09
2019年9月16日(月・祝)東京・後楽園ホール『K-1 KRUSH FIGHT.105』のメインイベントで、レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)の挑戦を受けての初防衛戦に臨む、K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級王者・西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST) が10日(火)神奈川の所属ジムにて公開練習を行った。  西京はK-1甲子園2016 -60kgで優勝し、2017年4月にK-1でプロデビュー。4戦目でレオナに判定で敗れたが(現在まで唯一の黒星)、今年3月にわずか7戦目にして島野浩太朗を破り、第8代K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級王座に就いた18歳。今回が初防衛戦となる。カウンターが持ち味。戦績は6勝(2KO)1敗。  大会直前ということもあり、公開練習は1分半の短いミット打ちだったが、持ち味のシャープなパンチに加え力強い左右のミドルを蹴り込んで充実振りをアピール。「試合まで1週間を切って疲労は溜まってるんですけど、それが抜ければ良い動きができるんじゃないかと思います」とコンディション調整も順調のようだ。  KRUSHのベルトを獲った直後から「レオナ選手には必ずリベンジしたい」と発言していた西京は「レオナ選手とは早い段階でやると思っていました。あまり驚きはなかったですけど、初防衛戦にしては強い相手だなと思いましたね」と改めてレオナが挑戦者に決まった時の心境を語る。  再戦は希望していたものの「対策というのはあんまりやってなかった」と特別な研究をしていたわけではなく、タイトルマッチが決まってからも「あんまりこれという対策はしてなくて、身体がでかくなったり、一発一発の攻撃の精度を高めてました」と自らのフィジカル・スキルを向上させることに集中してきた。  5月には兄・春馬と共に初めてのタイ修業を敢行。6月のK-1両国大会で春馬は心身共に逞しくなった戦いぶりでホルヘ・バレラをKOして、タイ修行の成果を見せた。西京にとってもムエタイ修業で得たもの大きかったという。  「タイに行った時、自分の試合は決まってなかったんですけど、春馬と同じメニューをやってスタミナ強化になりました。僕自身、前回のタイトルマッチの時から蹴りもバランス良く出るようになったし、タイに行って蹴りの重要性を改めて学びました」  1年5カ月の時を経ての再戦。西京は前回の対戦で自分に足りなかったものはフィジカルだったと振り返り、その差は克服できたと語る。 「前回もこれといった差はなかったと自分でも思っていて、本当にほんのちょっとの差で負けたと思っています。あの時から自分も技やディフェンスがレベルアップしていると思うので、本当に練習通りにいけば負けないんじゃないかなと思います。心技体と経験、多分どちらもほんのちょっとの差だったし、技術的にはぶっちゃけ互角だったと思います。  去年までの僕は身体もちっちゃくて、フィジカル負けしてたんですけど、最近は本当にジムでスパーリングしていてもフィジカル負けしないってのは感じるので。フィジカルは本当に強くなったと感じます」  西京はレオナを「あまり穴がない選手」だと評していたが「イメージトレーニングでは良い感じですね。どういうところでポイントを取るかをイメージしてます」と攻略するシチュエーションも頭の中で出来上がっている。さらに「レオナ選手も自分もお互い距離が長いと思うので、その距離の中でどうやって入るかで勝敗が決まるんじゃないかと思います」と、互いの距離が勝負を分けるキーポイントだと分析する。  レオナはこの試合に向けて「今回は潰しに行く」と発言していたが、佑馬も負けじと「逆に自分が潰しにいこうかなって感じですね」と宣言。「誰が見ても僕が勝ったと思われる試合をしないと色々言われると思うので、圧倒的に勝ちたいですね」と過去に敗れたレオナを圧倒してリベンジすると言い切った。  レオナがこの試合の先に同門の先輩でK-1スーパー・フェザー級王者・武尊への挑戦を表明していることについては「そこはあんまり何とも思わないです」と気にする様子はないが「自分も近いうちにK-1ベルトを獲りたいなって思ってます」と将来的にはK-1でのベルト奪取を見据えている。 「春馬が11月のK-1横浜大会に出場が決まっているので、自分も無傷で勝って一緒に出場したいですね」と兄弟でのK-1横浜大会出場を目論む西京。そのためにも今回は絶対に落とせない防衛戦で「一番はKO勝ちですけど、今回は本当に勝ちにこだわりたい。まあでもK-1出るためには怪我できないので、しっかり倒さないといけないと思います」とKO防衛を誓った。  最後には「1回負けてる相手なので、しっかりリベンジしてKOします」とファンに向けてメッセージを送った。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント