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【RIZIN】行く人・来る人──テミロフがUFC参戦、カナダ王者がRIZINと契約。GPの前ぶれか、開国は待った無し

2024/08/13 20:08
 RIZINで、新たな海外勢の動きが活発化しそうだ。  現時点で、9月28日の『RIZIN.48』さいたまスーパーアリーナ大会と、年末恒例の大晦日さいたまSA大会、さらに2025年3月30日にあなぶきアリーナ香川で『RIZIN.50』の開催をアナウンスしているRIZINだが、榊原信行CEOは、さいたま2大会の間にも、大会開催の可能性を語っている。  そんななか、フライ級では行く人・来る人が分かっている。  まずは、海外報道でカナダBTCフライ級王者・PFC同級王者のトニー・ララミーがRIZINとの契約を発表している。  トニー・ララミーは、2015年にPANCRASEに来日参戦したTJ・ララミーの実弟。MMA9勝2敗で現在7連勝中。2024年6月の前戦『BTC 24』で、元CESバンタム級王者のジョシュ・スミスを初回、左オーバーハンドでダウンを奪ってのパウンドでTKO勝ちし、BTCフライ級のベルトを巻いたばかり。  RIZINフライ級には、ほかにも海外強豪の参戦報道もあり、充実の国内フライ級ファイターたちが、海外勢を迎え撃つ、ワールドワイドな戦いが展開されそうだ。確認が取れ次第、紹介したい。  一方で、10月12日(日本時間13日)の『UFC Fight Night: Royval vs. Taira』(ブランドン・ロイバルvs.平良達郎)UFC APEX大会に、RIZINで2連勝のラマザン・テミロフ(ウズベキスタン)の参戦が発表されている。  テミロフは、RIZINで浜本“キャット”雄大、征矢貴をいずれも初回KO・TKOに下し、怒涛の9連勝をマーク。今回UFCと契約し、オクタゴン初戦で平良に一本負けしたCJ・ヴェルガラとの対戦が決まっている。テミロフは強い体幹から放つ左右のスイッチしての強打に空手・テコンドーベースの蹴りも混ぜた打撃を誇る。UFC3勝をあげているヴェルガラをも下すか。  また、一足早く国際化が進んでいたフェザー級では、ビクター・コレスニックやイルホム・ノジモフ、カルシャガ・ダウトベック、本来はバンタム級のラジャブアリ・シェイドゥラエフら中央アジアの強豪たちが次戦を待っており、そこにバンタム級から転向したフアン・アーチュレッタ、拘留明けの元王者ヴガール・ケラモフ(※平本戦をアピール)、そして金原正徳、クレベル・コイケ、久保優太、平本蓮ら国内勢がどうからむか。SNSでも熱いアピールが繰り広げられている。  豪華な箱庭だった真夏の『超RIZIN.3』から、一気に開国が進む実力主義の世界へ。フェザー級だけにとどまらず、RIZINは新たな扉を開けて行く。
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