K-1が世界で格闘技関連のライブ配信を手掛けるCSI SPORTSと業務提携を締結した
「K-1」を主催する株式会社M-1スポーツメディア(本社:東京都 代表取締役:大木知葉)は、このほど世界で格闘技関連のライブ配信を手掛けるCSI SPORTS(本社:米国 リチャード・ミーレ CO-CEO)と業務提携を結び、K-1の世界展開における戦略的パートナーシップを構築していくことを発表した。
CSI SPORTSは、20年以上にわたり世界190カ国以上で展開するスポーツネットワークサービス「FIGHT SPORTS」を運営する全世界的な大手マルチメディア企業。
FIGHT SPORTSは、これまでボクシングのメイウェザーvs.パッキャオ、メイウェザーvs.デ・ラ・ホーヤ、タイソンvs.ルイスなどを含む多くのビッグマッチの権利を獲得し放映してきただけでなく、オリジナルシリーズの制作から単発のPPV(ペイ・パー・ビュー)イベントまで、他のすべての格闘技種目をカバーし、支援してきた。
CSI SPORTSとM-1スポーツメディアは、「K-1」イベントの全世界の放映権に関する協議を昨年から続けてきたが、今般、合意に達し、共にK-1の世界展開を加速させるべく業務提携を締結するに至ったという。
今後、CSI SPORTSはK-1の世界配信・放映におけるパートナーとして、M-1 スポーツメディアと共に世界の格闘技ファンへ「K-1」の映像コンテンツを届けていくことになる。
この件についてカルロス菊田K-1プロデューサーは「社長のリチャードとは20年来の友人です。彼らが得意なのはシンジケーションビジネスと言って、世界中のメディアのスロットを買ってそこにコンテンツを入れていくという仕事です。全米で展開しているのでK-1をもう一度アメリカで普及させるために、一緒に出来ることは多いと思っています。特にアメリカ進出する時に彼らの持っているネットワークは非常に有効になると思っています」とコメント。
米国でのK-1の放映については「まだ決まってはいませんが、したいと思っています。彼らと一緒にやれば可能性は高いと思います」と示唆した。
当初5月19日(日) or 6月22日(土)に予定されていた米国ニューヨーク マジソンスクエアガーデン(サブアリーナ)大会は延期となり、「ニューヨークは今年決まらずで来年に向けて動いています」(カルロスP)とのことで、「今回の提携が後押しになるかもしれませんが、彼らとは海外配信・放映に関する提携です」としている。