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2024年8月10日(日本時間11日)米国ネバダ州ラスベガス・UFC APEXで開催される『UFC FIGHT NIGHT』に出場予定だった木下憂朔(キルクリフFC)の試合が、対戦相手のジョニー・パーソンズ(米国/Syndicate MMA)の都合により、キャンセルとなった。
同大会では、バンタム級で風間敏臣(和術慧舟會HEARTS)が、ハラランボス・グリゴリオウ(キプロス)と予定通り対戦する。
8月21日に24歳になる木下は、2022年8月に、日本人初のコンテンダーシリーズ勝利でUFC契約を決めると、2023年2月のUFCデビュー戦ではアダム・フューギットのシングルレッグで崩され、右ストレートをもらってバックからのヒジ連打で初のTKO負け。
2023年8月の2戦目では、ビリー・ゴフとの打ち合いのなか左ストレート、右ハイを当ててゴフのテイクダウン狙いを切るも、ゴフの右ボディを受けてダウン。2試合連続の初回TKO負けを喫している。
米国フロリダのキルクリフFC所属としてMMAを磨いてきた木下は当初、2024年2月の『UFC 298: Volkanovski vs. Topuria』で7勝無敗のダニー・バーロウと対戦予定だったが欠場。今回、約1年ぶりのオクタゴンで、同じコンテンダーシリーズ出身(2021年)のジョニー・パーソンズと対戦予定だった。
対するパーソンズも、2試合連続のキャンセル。
2021年10月のコンテンダーズシリーズで現PFLのソロモン・レンフロにスプリット判定勝ちでUFC入りしたパーソンズは、2023年7月のダニー・ロバーツ戦で2R TKO勝ちも、2023年11月のウロシュ・メディチ戦を試合4日前にキャンセル。そして今回も約1週間前に「怪我」で欠場となっている。
不運の木下は、試合8日前の2日に「ファイトキャンプ終了。いよいよ来週」と意気込みを示していたが、その直後、「うそーん。て感じ」と試合が無くなったことを示唆。マネジメントのシュウ・ヒラタ氏は「ここで、まさかのキャンセルかぁ〜相手の怪我です」と明かした。
うそーん。て感じ
— 木下 憂朔 【YUSAKU KINOSHITA】 (@yusakukinoshita) August 1, 2024
ここで、まさかのキャンセルかぁ〜😭
— Shu Hirata | シュウヒラタ (@ShuHirata) August 1, 2024
相手の怪我です。#UFC #木下憂朔
パーソンズは試合前に「APEXの小さめのケージは自分のスタイルに合っている。ファイターには4枚のチケットが与えられるようになった」と語っていたが、何が起きたのかは明かしていない。