▼第7試合 DEEP JEWELS 49.0kg契約 5分2R
○古瀬美月(49.0kg/Y&K MMA ACADEMY)
[1R 4分28秒 TKO]
×坂本美香(48.55kg/Fight HOLIC)
古瀬は2018年12月の『格闘代理戦争』決勝で平田樹に一本負けし、ONE Championshipとの契約を逃したが、2019年5月にRISEでも活躍する樋田智子を相手に判定勝利。2019年6月「DEEP JEWELS 24」で佐藤絵実の欠場を受けて急きょ、古豪・富松恵美と49kg契約で対戦しキムラロックで敗れていた。古瀬は最軽量級のミクロ級(-44.0kg)戦線も視野に入れる。
坂本は「DEEP JEWELSアマチュア大会」に連続出場。2018年9月の第1回大会でにっせーにTKO負けも2019年6月の第2回大会ではKrazy beeのTAMAMIにスプリット判定で勝利し、プロデビューを決めた。
サウスポー構えの古瀬にオーソドックス構えの坂本。左ローを当てる古瀬はミドルと打ち分け。左ミドルを連打する。さらに左右ワンツーをスリーフォーと繋げて前進。後ろ廻し蹴りも見せる。詰める古瀬は左ボディストレートも坂本もジャブ・ストレートで打ち合いに応じる。左インローを当てた古瀬は一気に左から右フックを当てて詰めると坂本が後退。顔を背けて防戦一方となった坂本にレフェリーが間に入った。
古瀬はケージのなかで「応援ありがとうございました。練習とかしんどくてダメな方に傾くこともありましたけど、自分の勝利を喜んでくれる人がいたら頑張れます。私の目標はRIZINです。まだまだだとわかっています。RIZINの関係者の方、古瀬美月っていう名前だけでも憶えてくれないでしょうか。よろしくお願いします」と挨拶した。
(試合前コメント)
古瀬「対戦相手がデビュー戦ということですけど、自分も常に挑戦者の気持ちを忘れずに挑んでいきたいと思いますので、明日は楽しみにしていてください」
坂本「今回がデビュー戦なので、明日は思いっきりぶつかりたいと思います。よろしくお願いします」
▼第6試合 DEEPフライ級 5分2R
○安谷屋智弘(57.0kg/総合格闘技道場闘心)
[判定3-0] ※20-17×3
×坂巻魁斗(57.05kg/BRAVE)
安谷屋は2017年3月に元UFCの井上直樹に接戦の末判定負け。同年8月に荻窪祐輔に判定負け、同年12月に柴田“MONKEY”有哉に判定負けと強豪相手に3連敗も、その後、2018年4月に横溝和也、同年12月に島袋力にドロー、2019年4月に福田龍彌に判定勝ちと2勝1分けで復活。
対する坂巻魁斗は、白星と黒星を交互に繰り返しており、2018年8月に釜谷真に判定負けも2019年3月に上荷大夢にヒールフックで一本勝ち。2019年4月には柴田“MONKEY”有哉に判定負けと上位陣には跳ね返されている。安谷屋、坂巻ともに6月に王座戦を戦った柴田(vs神龍誠に判定負け)に敗れており、サバイバルマッチを生き残るのは?
ともにオーソドックス構えから左右振り詰める安谷屋がボディロックでテイクダウン。上半身立てて立つ坂巻はガードに戻すとシングルレッグで立つと右で差してダブルレッグテイクダウンからバックに。さらに外がけから足関節へ。それを後方に回って外した安谷屋はバックへ! リアネイキドチョーク狙うが坂巻も正対。小手巻きから離れる。左を当てる安谷屋に坂巻は出血。引き込み気味に下から三角絞め狙いは安谷屋。ヒジは入っていない。安谷屋が防御。下から坂巻はヒジを打つ。
2R、ドクターチェック後再開。右の蹴りは坂巻。左右振り右を差して投げる安谷屋だが、切り返す坂巻。バック狙うが正対する安谷屋は首狙いがぶり落とし。それを抜いてスイッチしバック奪う坂巻! 足は4の字フックも外すと安谷屋が正対しがぶり。すぐにダブルレッグに入る坂巻。ブレーク。
左右を連打で振りシングルレッグから脇を潜る安谷屋がテイクダウンからバック、マウントに。足を戻し正対する坂巻は下から蹴り上げも、5分2Rルールのグラウンド状態での頭部への反則攻撃となり中断。
坂巻は1点減点に。再開。一気に詰める坂巻に左右を振り左を当てる安谷屋。ダブルレッグは切る坂巻だがゴング。判定は3-0で安谷屋が勝利した。
(試合前コメント)
安谷屋「明日は一本・KOを狙って勝ちに行きます。早い段階でタイトルに近づけるように頑張りますので応援、よろしくお願いします。坂巻選手、明日は互いにベストを尽くしましょう」
坂巻「明日は面白い試合をしっかりするんで楽しみにしていてください」