キックボクシング
インタビュー

【ONE】マムーディ、内藤大樹戦は「トップクラス同士の激闘となる」勝ったその次は「ロッタンに挑戦したい」

2024/07/31 21:07
【ONE】マムーディ、内藤大樹戦は「トップクラス同士の激闘となる」勝ったその次は「ロッタンに挑戦したい」

このクラスでは際立つ178cmの長身であるマムーディ(C)ONE Championship

 2024年8月3日(土)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Fight Night 24』(U-NEXT配信)にて、ONEフライ級キックボクシング3位・内藤大樹(BELLWOOD FIGHT TEAM)と対戦するエリアス・マムーディ(アルジェリア)のインタビューが主催者を通じて届いた。

 マムーディは昨年8月にムエタイルールでの前戦でエドガー・タバレスに初回TKO勝利を飾っている。対する内藤は今年キックルールで2試合を行い、3月のシャーゾット・カブトフ戦は勝利したが、同4月にデッドゥアンレック・ティーデ99に判定負けしている。

内藤戦は本当にモチベーションが高い


――現在のコンディションはいかがですか。


「今回はタイでファイトキャンプを行い、調子も万全でとても順調だ」

――対戦する内藤大樹選手の印象は?

「内藤大樹は素晴らしいファイターで、とても尊敬している。彼は90%の日本人ファイターはそうである様に相手に尊敬の念を持つ選手だ。試合はいつもベストで戦っている」

――自身の強みと相手のウィークポイントは?

「自分のストロングポイントは決定力とファイティングスピリット。対戦相手に弱点は見当たらなく、今回はトップクラス同士の激闘となるだろう」

――自分のアドバンテージは?

「私が彼より有利なことも、彼が私より有利なこともないと思う。それはお互い経験豊富なファイターだからだ。より強いファイターが勝つだろう」

――なぜ内藤が復帰戦にふさわしい相手だと思いますか。

「内藤を選んだのは私ではない。オファーがあったので引き受けた。彼について特別なことは何も考えていなかった。日本人全般に言えることだけど、素晴らしい相手だ。(前戦の)タバレス戦で負傷した右手の回復のためにも、キックボクシングの試合がしたかったんだ」


――今回の試合に向けて特別なトレーニングをしましたか?

「いや、特に何もしていない。コーチから指導に従っているし、トレーニングパートナーはいつも同じだ。ONEチャンピオンシップのライト級のキック世界王者のアレクシ・ニコラ。ノンオーをスプリット判定で下した最初のファイター、ブリース・デルバールをはじめ、マムーディ・ジム所属の多くの若いファイターたちと練習してきた」

――理想的な勝ち方は?

「それはやはり、ファンとボスを満足させ、ダブルボーナスに値するようなビッグファイトをすることだ」

――あなたと内藤はともに上位ランカーです。勝てば次はスーパーレックに挑戦できると思いますか?

「内藤戦は本当にモチベーションが高い。この試合の後、ムエタイルールで(ランキング2位の)デニス・ピューリックと戦いたいし、勝てば、ロッタンへのタイトル挑戦のチャンスがある。でも、それは私次第ではないんだ。最後に決めるのは団体だから」

――次に戦いたい相手は?

「この試合の後、(フライ級ムエタイ世界王者)ロッタンのタイトルに挑戦したい。彼は次戦で今その順ジェイコブ・スミスと対戦することが決まっているので、今はその順番を待っている状態だ」

――日本のファンにメッセージを。

「私はK-1 WORLD GPとKrushに出場した時に日本のファンを知りました。彼らは世界で最高の観客で、私は彼らを心から愛していることを伝えたい。ありがとう!」

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