次の試合で引退を表明した浅倉カンナ
2024年7月28日(日)さいたまスーパーアリーナで開催されている『Yogibo presents 超RIZIN.3』にて、9月29日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.48』の対戦カードが発表された。
【写真】最後の相手は伊澤星花
浅倉カンナ(パラエストラ松戸)が現役引退を表明。「ラストマッチ」としてRIZINスーパーアトム級王者・伊澤星花(Roys GYM)と戦う。
リングに上がった浅倉は「お久しぶりです。9月に伊澤選手と試合が決まりました。そして皆さんにご報告があります。次の試合で自分の最後の試合になります。自分は高校生の頃からRIZINに出させてもらって、人として選手として成長させてもらいました。感謝の気持ちでいっぱいです。そして最後に王者と試合できるのを嬉しく思います。伊澤選手は強すぎて期待できない方が多いと思います。そんな人たちを驚かせるような、心を動かす試合をするので応援お願いします」と話した。
伊澤は「カンナ選手の引退試合に選んでもらったことを光栄に思います。カンナちゃんは同級生で自分たち同年代のスターだったんですが、ひとつ気になることがあって。なんで引退するんですか?」と質問。
浅倉は「聞かれると思わなかったけれど、気持ちが盛り上がることがなくなってきて、最後に王者と試合をして出せるものを思いっきり出せればと思います」と返答。
それを聞いた伊澤は「集大成ということで、その集大成の試合でカンナ選手の一番最高の試合を作れるように頑張りたいと思います」と、その想いを全力で受け止めるとした。
浅倉カンナは、2014年のVTJでプロデビュー後、PANCRASE、修斗、DEEPを経て2016年12月にRIZINデビュー。2017年のRIZIN女子スーパーアトム級ワールドGP決勝ではRENAに一本勝ちで優勝。翌年の再戦でも勝利するが、同じレスリングベースの山本美憂、女王・浜崎朱加に連敗。
2021年10月に大島沙緒里にスプリット判定負け後、SARAMIに判定勝ちで再起も、2022年7月の前戦GP1回戦ではパク・シウに判定負けで1回戦敗退となった。2023年4月、V.V Meiとの再起戦に臨み、判定勝ち。それからリングを離れていた。