ムエタイ
インタビュー

【RWS】吉成士門「今回も相手の戦い方に付き合わず、自分の戦い方を貫いて倒します」「ラジャの王者にも勝つ自信がある」

2024/07/12 01:07
【RWS】吉成士門「今回も相手の戦い方に付き合わず、自分の戦い方を貫いて倒します」「ラジャの王者にも勝つ自信がある」

177cmの長身を持つ士門、従兄弟の吉成名高に続いてラジャダムナン王座を狙う

 2024年7月14日(日)千葉・TIPSTAR DOME CHIBA『RWS JAPAN 2024』(U-NEXT配信)にて、スーパーフェザー級(58.97kg)3分3Rでウーコン・シットジャローンウィット(タイ)と対戦する士門・エイワスポーツジム(=吉成士門/エイワスポーツジム)のインタビューが主催者を通じて届いた。

 士門は名高と同じくジュニア時代からムエタイを学び、WPMFインターナショナルスーパーバンタム級王座やWMCインターコンチネンタルバンタム級王座など4つのタイトルを獲得。4月のRWS JAPANでは、永澤サムエル聖光に3-0判定勝ちしている強豪イサンヌア・チョーバンセンに完勝してみせた。6月のBOMではテープマンゴーンに初回KO勝ち。戦績は18勝(6KO)1敗。

ラジャのタイトルマッチを年内にできるだけ早くやりたい


――前回6月のBOMでのテープマンゴーン戦では1RKOの圧勝でした。

「今ラジャダムナンスタジアムのベルトを目指している通過点の試合だったので勝てて良かったです」

――イメージ通りの試合展開でした?

「特に試合イメージはしてなかったんですけど、KOするのを意識していました」

――対戦相手は177㎝の士門選手よりも高身長の選手でやりづらさは?

「試合が長引かなかったので、戦いづらさはなかったのですが、ラウンドを重ねていったら首相撲の展開になってやりづらさは出ていたと思います」

――では、そういう展開にならないように速攻勝負を仕掛けたのは戦略の1つ?

「そうですね。相手の映像を見たところ、首相撲の展開になると厄介だなと感じましたし、1R始まって最初に組んだ時に組み力があるなと思いました」

――ご自身の反省点はありました?

「試合内容はパーフェクトではないですけど、自分の悪いところが出る前に決着したので特に反省点はなかったですね」

――今回の試合が決まっていただけに練習はすぐに再開したんですか?

「そうですね。怪我も特になかったので3日間だけ休んですぐに再開しました。ちなみに次の試合が決まっていない時は、その時の試合内容にもよりますが1週間くらいは休みます」


――今度の相手、ウーコン・シットジャローンウィットについてはどのような情報を入手してますか。

「僕がプロで唯一負けたのはオムノーイスタジアムのタイトルマッチなんですが、その元チャンピオンで、ついこの前までベルトを持っている選手だと聞きました。身長は僕よりも身長が少し小さく、前回と同じくムエカーオ(首相撲の選手)なので対策もしやすいです。今回も相手の戦い方に付き合わず、自分の戦い方を貫いて倒します」

――士門選手も首相撲は得意ですが、そこで競り勝ちたいとは思わない?

「そうですね。相手は首相撲の展開が一番強く、そこで勝負するよりも組ませないで打撃で勝負した方が僕が有利になると思います」

――現在、士門選手はラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級6位ですが、変わらず年内にタイトル挑戦を目標にしていますか?

「そうですね。身体が大きくなっていて減量の問題もあるので、年内にできるだけ早くやりたいです。6月のBOMの時よりもさらに強くなっていて、チャンピオンのコンパタックに勝つ自信もあります」

――今回は名高選手、朝陽選手、竜哉選手とエイワスポーツジムの選手が勢ぞろいしますね。

「一人だけ試合が決まっている時よりもみんなで追い込んでみんなで減量したりとさらに頑張れています」

――KOタイムを競ったりはしますか?

「みんな対戦相手が強くKOできるかも分からない上に、勝つのも難しい相手なので、そこは意識してないです。でも、試合内容で自分が一番魅せたいという思いはありますし、自分が一番盛り上げる気持ちはあります」

――話は変わりますが、最近だと羅向選手と絡んでSNSでユニークな動画をアップされていますね。

「僕はお笑い芸人が好きで、みんなとふざけるのが好きなので、面白いムエタイを発信していきたいなと思ってSNSにも力を入れ始めました(笑)。反響は……ぼちぼちです(苦笑)。ちなみにあのネタはみんなで考えています」

――では今後、試合後のマイクアピールも期待しています。

「自分がお笑いをするのは得意じゃないのでそこはまだ難しいです(苦笑)。試合以外が面白くても強くなければ意味ないので、面白いと思ってもらえるムエタイを見せていきたいですし、後々はマイクでも面白いと思ってもらえるように頑張りたいですね」

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