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【COMBATE GLOBAL】「メキシコvs.日本 2」で芦田崇宏、山田聖真が参戦。芦田の相手ヒメネス入国不可でロベルト・ロメロに=7.27 マイアミ

2024/07/11 12:07

▼ウェルター級 5分3R
マルコス“エル・ロボ”ロレダ(米国)
14勝8敗
山田聖真(日本)3勝2敗

 ウェルター級戦では、26歳で3勝2敗の山田聖真(KING CONNECTION/ISHITSUNA MMA)が、14勝8敗で現在3連勝中のマルコス“エル・ロボ”ロレダ(米国・32歳)と対戦する。

 188cmと長身のロレダは、オーソから長い手足で圧力をかけて、器用な左アッパーも突き、テイクダウンから削るオールラウンダー。14勝中、2つのKO・TKOと4つのサブミッションをマークも極めよりもパウンドで削り判定で競り勝つ試合が多い。

 対する山田は、プロ6戦目で早くも2つめの国際戦。AFCとHEATの対抗戦では強豪キム・サンウクに判定負けも、以降はDEEPで3勝1敗。2024年5月の前戦ではTRIBEの後藤亮との接戦をスプリット判定で制している。

 オーソから右ハイなど蹴りも速い山田は、柔道ベースの足技も混ぜてテイクダウンを奪う組み寄りのファイター。同じく判定勝ちの多いロレダを相手にトップを取れるか。

▼コ・メイン バンタム級 5分3R
イスマエル・“クラーケン”・ザモラ(メキシコ)8勝2敗
諏訪部哲平(日本/IGGY HAND'S GYM)13勝11敗1分

 すでに発表されていたバンタム級(135ポンド)マッチ、イスマエル・“クラーケン”・ザモラ(8勝2敗)と諏訪部哲平(13勝11敗1分)の一戦が、諏訪部が一身上の都合により出場辞退を余儀なくされたため、変更となった。

 サモラ(メキシコシティ)は代わりに135ポンドでベテランのフアン・プエルタ(マイアミ、24勝8敗)と対戦する。

 ザモラとプエルタの対戦は事前に録画され、カードのスイングバウトとして活用される。

 バンタム級(135ポンド)のコメインでは、諏訪部鉄平(IGGY HAND'S GYM)が、イスマエル・“クラーケン”・ザモラ(メキシコ)と対戦する(※追記 DEEP公式によると「訪部哲平は出場しません。間違えてリリースされたようです」とのこと)。

 ザモラはメキシコシティ出身の24歳で、メキシコのトップMMAジムであるBonebreakers MMA所属。UFCファイターのアウグスト・モンターニョや朝倉未来と対戦したダニエル・サラスが指導するジムで、2022年に開催された「COMBATE GLOBAL」リアリティ・テレビ・シリーズでは、賞金5万ドルを賭けて世界4カ所のジムのファイターたちが対戦し、栄冠を勝ち取っている。

 オーソドックス構えのザモラは、現在3連勝中。2019年IMMMAFパンアメリカ代表としてアマチュア世界選手権にも出場。プロでは8勝2敗で4KO・TKOに2つの一本勝ちをマークし、「MMA NINJA」の異名を持つ通り、スタンドでの出所の見えにくい右オーバーハンド、グラウンドでも下からのヒールフックや腕十字も仕掛けるアグレッシブファイターだ。諏訪部戦で4連勝を狙う。

 34歳の諏訪部は、DEEP2連勝中。2023年9月にボンサイ柔術の内山拓真の寝技をトップ攻めで上回りパウンドでTKO勝ち後、12月に中務太陽には右を当てるもマスト判定2つで敗北。その後、西山亮翔を2R リアネイキドチョークで極めると、2024年5月の前戦で加藤ケンジを組んで倒して判定勝ち。打撃の進化とともに、ケージレスリングで組んで倒す強さが増している。組みも厭わないザモラを相手に寝技地獄に持ち込めるか。

【追記】女子フライ級(125ポンド)で無敗のレジーナ 「キル・ビル 」タリン(3勝0敗)とキックボクシング9連覇中のギセラ 「ラ・エンペラトリス 」ルナ(5勝2敗)の一戦が追加された。

 タリンはメキシコシティ出身の19歳で、同国のトップMMA団体ボーンブレイカーズのメンバー。 6月8日にCOMBATE GLOBALデビューを果たし、1R(3分14秒)リアネイキドチョークでフェルナンダ・マルフォを破っている。

 アルゼンチン・ブエノスアイレス出身の32歳、キックボクシングで36勝3敗1分という輝かしい戦績を持つルナは、MMAキャリア5勝のうち4勝を(T)KOか一本勝ちしている。

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