MMA
レポート

【ONE】3月31日、初の日本大会に向け、アンジェラ・リー、エディ・アルバレス、デメトリアス・ジョンソンがオープンワークアウトで日本のファンと交流

2019/01/21 21:01
3月31日(日)に東京・両国国技館で初の日本大会『ONE:A NEW ERA IN TOKYO』を開催するONE Championshipが1月21日、東京・大森のゴールドジムにファンを集め、同大会出場選手によるオープンワークアウトを行った。 今回のイベントのために来日し、ワークアウトに参加したのは、元UFC世界フライ級王者デメトリアス・ジョンソン(DJ)、元UFC&Bellator世界ライト級王者エディ・アルバレス、元ONE世界女子アトム級王者アンジェラ・リーの3選手。さらにスペシャルゲストとして元ONE世界ライト級王者の青木真也も記念撮影に参加した。 いずれの選手も世界各国で開催されている大会のメインイベントに出場するファイターたちで、東京大会にONEはメインイベンターたちを何人も投入していることがわかる。さらに、ONE初登場となるDJ、アルバレスを今回の事前イベントに惜しげもなく参加させていることからも、ONEの日本進出への力の入れようが感じられる。 オープンワークアウトでも、選手と参加者・ファンの距離がこれほど近いイベントは異例のこと。事前のビデオから武道発祥の地のひとつである日本への敬意を表した内容の言葉が並び、登場した選手たちも、それぞれが“らしい”テクニックを、平日夜に集まった格闘技ファンに向けて紹介していった。 メディアとの質疑応答の時間は限られていたため、それぞれの選手が、日本のファンにどんなことを語りかけていたのかを下記に紹介したい。なお、イベントの模様はYouTubeでも観ることが可能なため、当日、3選手が披露したテクニックも今回は連続写真で掲載した。その動きのディテールは、動画にて確認してほしい。 まず、最初に登場したアンジェラ・リーは、両国大会でONE世界女子ストロー級王者シィォン・ヂンナンのベルトに挑戦することが決定している。1日前にはジャカルタ大会で弟のクリスチャン・リーが流れるようなMMAでエドワード・ケリーを1R TKOに降したばかり。さらに夫のブルーノ・プッチも朴光哲にリアネイキドチョークで一本勝ちしており、自身も3月大会でファミリーの連勝の波に乗りたいところだ。 対戦相手の中国のヂンナンは身体も気持ちも強く、前に出る打撃でペースを掴み、後半でも切れないスタミナでテイクダウン&パウンドで白星を積み上げている。同時にティファニー・テオに四つからテイクダウンを奪われるなど、危うさも見せており、MMAのトータルで上回るアトム級王者のアンジェラがストロー級でも力を発揮することができるか。 囲み取材では、「私は東京でGPではなく、タイトルマッチを行います。その試合に勝つことで2つのベルトを持って帰ります」と二階級制覇を宣言している。 オープンワークアウトでアンジェラは「格闘代理戦争3rdシーズン」ファイナリストの古瀬美月を相手に、打撃からのテイクダウン&パウンドを披露した。また、アンジェラのワークアウトでは、一般からの応募者も参加。GRACHANで活躍中の沙弥子が古瀬と反復練習を行った。 【アンジェラが披露した打撃からの大外刈&パウンド】 相手のジャブ・フックをブロッキングして、 続く反対側のストレートをパーリングし、 はたいたその手で打撃を打ち込む。 伸ばしたその手でそのまま首後ろを掴み、首相撲の展開に。もう片方の手は相手のヒジに上から当てる。 これを釣り手と引き手にして、引き手側(相手のヒジを掴んだ側)の足を一歩、相手の足の外側に踏み出し、 さらに反対の足も相手の外に踏み込んで、大外刈りでテイクダウン。 すでに相手の足を越えている投げのため、引き手は離さず、ニーオンザベリーで相手をピン止めし、 パウンドを入れる。 DJとアルバレスもテクニックを披露 ※次回はデメトリアス・ジョンソンとエディ・アルバレスのコメントとテクニックを紹介。DJがUFCで極めたスープレックスからのアームバー、さらに「格闘代理戦争」から「ONE WARRIOR SERIES」でプロデビューした椿飛鳥も「聞いてなかった」、エディのローキックからのコンビネーションとは?
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア