2024年6月22日(日本時間23日)『Bellator Champions Series: Dublin』アイルランド大会(U-NEXT配信)に参戦する太田忍(THE BLACKBELT JAPAN)の対戦相手が、イタリアのフランチェスコ・ヌッツィから、スペイン出身で『Combate Global』から初参戦のロジャー・ブランク(5勝5敗)に変更されたことが17日、発表された。
当初は、欠場した地元アイルランドのブライアン・ムーアーの対戦相手だった10勝1敗1NCの強豪ヌッツィと太田とのマッチアップだったが、ヌッツィも欠場で、太田の相手としてブランクが用意された。
太田は自身のYouTubeにて、「ヌッツィには逃げられました。そもそも決まるのが遅かった。やるっていう承諾がくるのが遅かった。違う相手とやるつもりが俺になってどうしようか悩んでOK出してくれたけど、約1週間前にして対戦相手が変更になりました」と、今回の対戦相手変更が直前だったことを明かした。
そして、ブランクについては、「どんな選手かは分かりませんけど、やることは変わらない。5勝5敗で、ちょっと見たけどすごいアグレッシブ。フィニッシュ率が高く、5勝のうち4フィニッシュ。3つが三角絞めで1つがTKO」と説明し、「ヌッツィ選手がサウスポーだからサウスポーでずっと練習してて、キャンセルになってオーソドックスの選手が来た」と戸惑いながらも「オーソだろうがサウスだろうがやることは変わらない。テイクダウンしてボコボコにする。いつどんな選手が来ても戦う準備ができる、それがファイターだと思ってる。これで10戦目でファイターになってきたので頑張るぞい!」と意気込みを語っている。
柔術、コンバッサンボの経験も持つブランクは長い手足を持つグラップリングのフィニッシャー。5勝のうち4勝がフィニッシュ決着で、うち2つの三角絞め、1つの肩固めでの一本勝ちをマーク。オーソドックス構えからの長い打撃では、ケージを蹴ってのスーパーマンパンチも見せるが、レスリング力は太田が上。テイクダウンを奪い、ブランクの下からの極めに注意して削りたい相手だ。