丸坊主、眉毛も剃って凄味を増したブアカーオ(C)Banchamek Gym
2024年7月7日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 WORLD MAX』に、“ワイルドカード”として「-70㎏世界最強決定トーナメント」に電撃参戦が決まった2004・2006年K-1 WORLD MAX世界トーナメント優勝者ブアカーオ・バンチャメーク(タイ)。
“レジェンド”のK-1帰還。42歳での過酷な1日3試合のワンデートーナメント出場はすでにタイでも大きな話題となっており、史上初の3度目の優勝(2度の優勝は魔裟斗、ブアカーオ、アンディ・サワー、ジョルジオ・ペトロシアンが記録)に、2006年以来となる18年ぶりの制覇に母国の期待がかかっている。
(C)Banchamek Gym
その気合いの表れか、ブアカーオは自身のfacebookに突然、丸坊主に眉毛まで剃った画像を投稿。「ファイターになるために生まれたのだから、戦わなければならない」と、42歳のチャレンジへ向けて燃えているようだ。
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タイでは出家(徳を積むとされ、結婚する前に短期出家するなどタイでは珍しくない)する際に同じように丸坊主、眉毛を剃るが、試合まで1カ月切った今、ブアカーオが出家するとは思えず理由は不明。気合いの現れ、と取るべきだろう。
身体はすでにかなり仕上がっており、現K-1スーパー・ウェルター級王者オウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)との新旧K-1王者対決に期待がかかる。