K-1K-1
K-1
インタビュー

【RISE】ムエタイとの2連戦に臨む数島大陸「今回は神の左と悪魔の右の両方が出るかもしれない。両方降臨したら誰も僕のことを止められないですよ(笑)」

2024/06/11 14:06
【RISE】ムエタイとの2連戦に臨む数島大陸「今回は神の左と悪魔の右の両方が出るかもしれない。両方降臨したら誰も僕のことを止められないですよ(笑)」

ムエタイとの連戦となる数島。今度こそKOなるか(C)RISE

 2024年6月15日(土)エディオンアリーナ大阪第一競技場『RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA』にて、SuperFight!の-52kg契約3分3R延長1Rでスドロー・ソージョートンプラシン(タイ/元タイ7ch 105P王者)と対戦する、数島大陸(及川道場/第2代RISEフライ級王者)のインタビューが主催者を通じて届いた。

 数島は2020年9月にプロデビューすると軽量級でも倒す選手として注目され、2021年7月大会にはラジャダムナン王者の竜哉・エイワスポーツジムと対戦しドローとなったもののダウンを奪い一躍名を挙げた。2022年4月から開幕したフライ級王座決定トーナメントでは準決勝で当時無敗の塚本望夢とダウン応酬の末の判定勝ちで決勝進出を決めたが、10月の決勝戦で初代スーパーフライ級王者の田丸辰に敗れて王座戴冠を逃した。2023年10月に第2代王座決定戦を松本天志と争い、判定勝ちで王座に就くと2024年2月にはクンスックに延長戦で判定勝ち。戦績は12勝(6KO)2敗2分。

 スドローは元7チャンネルの105ポンド王者で、数島の163cmに対して173cmの長身を誇る。戦績は60勝14敗5分。数島は「ガツガツ来て振り回してくるタイプ」と評している。

全局面で圧倒して最後はしっかり倒し切って会場も沸かせる


――チャンピオンになって初の大阪大会での凱旋試合が決定しました。心境はいかがでしょうか?

「東京でやってる時とは違う地元大阪での試合ということで、いつも応援に来れない人とかすごい人数の応援が来てくれるのでモチベーションがめちゃめちゃ高いです」

――チャンピオンになって周囲の反響はいかがですか?

「初めての人と格闘技をやっているという話になって、RISEのチャンピオンと言うとすごい食いついてきてくれるので、チャンピオンは良いなと思います」

――待遇が良くなったりしたんですか?

「待遇が良くなったかは分からないですけど、チャンピオンだからって言うことは言葉の前に絶対に付くようになりました」

――練習に対する取り組みは変わりましたか?

「今までとは変わらず自分の1個1個のレベルを上げていく事だけを考えて練習できているので、それは昔から変わらずできている事なので、特に変わったところはないですね」

――今回大阪大会ということで、東京での試合よりモチベーションが高かったりしますか?

「地元大阪でやる機会が年に1回しかないので、そこで色々な方々に見て貰えたり、自分の友達も大阪だったら来てくれる人が多いので、その人達に自分のやっている格闘技、キックボクシングという素晴らしい競技を見せれるのでモチベーションが高くなっています」

――お父さんが応援団を作っているみたいですが、応援団も来てくれますか?

「今回も大応援団が来てくれます。いつも東京にも来てくれるんですけど、大阪の方がお父さんの知り合いが多いので、その人たちが来てくれるのでそれもモチベーションの一つになっています」

――みんなバイクでエディオンアリーナまで来てくれるんですか?

「みんなにそう言ったら多分バイクで来るんですけど、さすがに車とかで来ると思います(笑)」


――対戦相手のスドロー選手の映像は見ていますか?

「3回くらいは見ました」

――映像を見てどうでしたか?

「身長が高いのはプロフィールで分かってたんですけど、結構ガツガツきて振り回してくるタイプなので、自分とめっちゃ噛み合いそうです」

――アグレッシブルな選手ですが、その辺についてはどうですか?

「カウンターを合わせるのが自分の武器の一つでもあるので、ガツガツ来てくれる方が相手の隙も多くなるので、僕としては闘いやすいです」

――2戦連続タイ人選手と闘うことになりましたが、前回の試合と比べると苦手意識は少ないですか?

「前回は初めてタイ人の選手と試合をして、しょっぱい試合をしてしまったんですけど、それが良い経験になっているので今回はしっかり自分の動きをします」

――どんな試合内容になりそうですか?

「RISEのリングでルールはキックボクシングなので、全局面で圧倒して最後はしっかり倒し切って会場も沸かせます」

――タイ人選手もキックボクシングに対して苦手意識が少なくなって来ています。スドロー選手もそういうタイプだと思いますが警戒している攻撃はありますか?

「タイ人の選手は基本ムエタイ上がりだと思うので、蹴りはみんな強くてその蹴りに対してどう対処していくかっていうのは自分のプランの中にもあります。だけど相手がキックボクシングに慣れてくれている方が、僕的には闘いやすいかなと思うので、そこら辺は問題ないです」

――相手の身長が今回も高いのですが、神の左は炸裂しますか?

「神の左を炸裂させたいところなんですけど、最近は神の左が全然降りてこないという事で、前回の試合のあと先生(及川会長)から1回神の左を捨てろと言われたので捨てます。実際に試合をして自分の動きが出たら蘇ってくると思うし、神の左以外にも倒せる技を作ってきているので、1ラウンド目から自分から攻めて倒しに行くので心配しなくても大丈夫です」

――前回、前々回は悪魔の右っていうのもありましたね。

「悪魔の右も松本選手との試合の時にはジャブが活きて、悪魔ではないですけど右を出せました。前回は悪魔が全然出なかったので今回は神と悪魔の両方が出るかもしれないですね」

――神と悪魔が両方降臨すると良いですね。

「両方降臨したら誰も僕のことを止められないですよ(笑)」

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント