photo by Takasawa Keisuke/GONG KKAUTOGI/RIZIN FF
2024年6月9日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館にて開催中の『Yogibo presents RIZIN.47』にて、7月28日(日)さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents 超RIZIN.3』の追加対戦カードが発表された。
榊原CEOの予告通り“ぶったまげる発表”として、プロボクシング世界6階級制覇のマニー・パッキャオ(フィリピン)とRIZINフェザー級王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)のRIZINスタンディングバウト特別ルール(ボクシングマッチ)68.0kg契約3分3Rが決定。
パッキャオはプロボクシングのレジェンドで、フライ級、スーパーバンタム級、スーパーフェザー級、ライト級、ウェルター級、スーパーウェルター級の6階級制覇を成し遂げた。戦績は62勝(39KO)8敗2分。2020年8月に42歳で現役を引退したが、2022年12月には韓国のYouTuberとエキシビションマッチを行って判定勝ちしている。2022年大晦日にRIZINに来日し、リング上から近い将来RIZINに参戦することを表明していた。
鈴木は、RIZINで5連勝後の2023年6月にクレベル・コイケが持つフェザー級王座に挑戦も、1Rに腕十字を極められタップアウト。しかし、400g体重超過したクレベルが王座剥奪の上、試合はノーコンテストに。
続く2023年7月の『超RIZIN.2』で現Bellatorフェザー級王者のパトリシオ・ピットブル(ブラジル)と70kg契約で緊急対戦し、1Rに右フックでKO勝ち。大金星を挙げると、11月のRIZINアゼルバイジャン大会でヴガール・ケラモフを1R1分18秒、TKOに破り王座に就いた。2024年4月には金原正徳に1R4分20秒、TKO勝ちで初防衛に成功した。6月23日には『KNOCK OUT』で五味隆典と今回と同じボクシングマッチで対戦することが決まっている。
リングに登場した鈴木は「リスペクトをもって1RでKOします」とパッキャオを目の前にして宣言。笑顔を見せるパッキャオは「ついにこの舞台で戦うことが決まりました。7月の試合はぜひご来場いただき素晴らしい戦いを見ていただきたいです。ベストを尽くしてこの選手にボクシングを教えたい。ボクシングは思っているほど簡単ではないです」とボクシングを教えてやると言い放った。
詳細は明日の会見で発表される。