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【PANCRASE】フライ級女王は? 王者・重田ホノカに杉山しずかが挑戦、バンタム級にIMMAF世界連覇のラジャボフ参戦! 平信一vs.鈴木悠斗、三宅輝砂vs.石田陸也、松岡嵩志vs.丸山数馬ほか12試合発表!=7月21日(日)立川

2024/06/06 19:06

▼バンタム級 5分3R
高城光弘(リバーサルジム横浜グランドスラム)6位・9勝2敗
オタベク・ラジャボフ(TAJMMAF GYM/タジキスタン)プロデビュー戦・2022&2023 IMMAF世界大会バンタム級優勝、アマ18勝1敗

 28歳の高城は、和製ドミニク・クルーズとも手負いのステップとも呼ばれる左右スイッチから変則的な蹴りやトリッキーな寝技を駆使して現在5連勝中。2023年は3月にサイバー遼、7月に川北晏生、11月の前戦で平田丈二にいずれも判定勝ちを収めている。

 21歳のラジャボフは、アマチュアMMA18勝1敗。2022年と2023年のIMMAF世界大会でバンタム級を連覇している。今回が初来日でプロデビュー戦ながら、公式プレスリリースは「怪物参戦! 既にベルトを狙えるレベル」と記す。

 23歳で現UFCのムハンマド・モカエフが2020年のIMMAF同級覇者で、ラジャボフもジュニアトーナメンを制した後、2022年からモカエフに入れ替わるようにバンタム級で金メダルを獲得している。

 アマチュアで唯一の黒星は2022年1月のエサフ・チョプロフ(ジョージア)戦で肩固めで一本負け。その後チョプロフはRCC2連勝を含むプロMMAで4連勝中の強豪で、ラジャボフもその後はアマチュア11連勝を飾っている。

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 オーソドックス構えで173cmの長身から繰り出すシャープな打撃に、組み技でも深い懐でスプロールし、オーバーフックからの払い腰、スイッチしてのバックテイクなどカウンターを得意とし、長い手足を活かした三角絞めなどのサブミッションにも積極的なオールラウンダーだ。

 同郷で同大会で伊藤盛一郎のフライ級王座に挑戦するムハンマド・サロハイディノフ(22歳)と同世代でともに来日し、PANCRASE王座戦線を目指す。高城は2018年以降は、唯一の黒星がワン・リザマとの国際戦のため、自身の変則MMAをもって海外勢相手にも上回れるか。

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