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【K-1】大久保琉唯、トーナメントで「“スーパー下剋上”を見せたい」「僕にしかできないことをやりたい」=初のトークショーを開催

2024/06/03 21:06
 2024年6月2日(日)、大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)が都内にて初のトークショー『HIGH WALL ~壁を越える原動力~」を行った。  7月7日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント』に出場が決定している大久保にとっては、決起集会的なイベントで、本人の意気込みや魅力を深堀りする内容でイベントが進んだ。  大久保は冒頭で「今日は遠くから来てくれた人もいますので、皆さんが楽しんでもらえるようにプレゼントをたくさん用意しましたので、最後まで楽しんでいってください。人生初のトークショーということで、最初はすごく試合とは違った緊張感を感じていましたが、今はだいぶリラックスできて、会場に来てくれたファンの皆さんがあたたかくて楽しくトークが出来そうです」と安心した表情で登場。  7月7日に対戦する同年齢のジャオ・ジェンドン(中国)について大久保は「今までの戦績が1敗しかしていなくて、中国の有名な大会で優勝をしたり、いい結果を残している選手ですが、僕自身すごくワクワクしています。試合映像を見てパンチも蹴りもバランスの良い選手だなと思っています。まぁ、僕は必殺技があるので、それで決めて失神させてやろうと思いますね!」と意気込みを語った。  トーナメントに出場する各選手については「自分から見たらとんでもないメンバーですよね。でも出るからにはしっかり結果を出したいと思いますし勝ちにいきます。最初に話をもらった時は、びっくりしましたが、逆にチャンスかなと思って出るのを決めました。楽しみです。1回戦で勝ったら、次は玖村選手が必ずくるのかな? と思っていますけど、僕の方が勝てるのかな? と思っています。7月の試合でしっかり勝って、あとはこないだ3月の大会でも下剋上って言ったのですが、今回は“スーパー下剋上”を見せたいですね」と自信をのぞかせた。  続いて大久保の今までの軌跡ということで、幼児期から最近までをスライドで紹介。 「小さい時はロングヘアだったんですよね」とやや赤面。父の影響ではじめたキックボクシングでは、メンタルは弱かったこともあり小学2年生の時、試合当日トイレに引きこもって逃げ出したこともあるとのエピソードも。初めて聞いた観客からは驚きの声があがった。  また、初代Krushフライ級トーナメントでは「丁度、恋愛番組の撮影期間中だったので、ここで負けたら僕は死ぬほど叩かれるから、意地でも勝つぞという気持ちで挑みました」とチャンピオンになるまでの苦労を吐露。  トークイベントのテーマ「HIGH WALL ~壁を越える原動力~」については、「中学生の時に試合ではほとんど負けなくて、タイトルをいくつも獲ってきたのですが、ある程度、自分が勝ち方みたいな、こういう風にしたら絶対負けないというのを試合で考えていて、だけど、そればかりを考えていると全然成長していないですし、勝ってもジムの会長や親からまったく(琉唯は)変わってないな、と思われて、勝てるんですけど、このままだと駄目だなと、成長に伸び悩む時期があったんです」と話す。  その葛藤の中で、どう乗り越えたかは「昔からムエタイの首相撲が得意だったんですけど、K-1に移ってから打撃に集中して練習したらまったく辛くはなくなって、そこから変わってきたのかなと。調子良いなと感じたし、打ち合いは得意ではなかったですけど練習をしていくうちに(試合運びのイメージが)見えるという感じで、あっ楽しいなと(首相撲も得意ということから)意外とMMAもいけるかもと思いました」と大胆な発言も。  ゲストには「ABEMA」の大人気オリジナル恋愛番組『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』で共演した鈴々木響さんが応援に駆け付けて、撮影時の面白話に会場が沸いた。  鈴々木さんは「先程リハーサルでなんか懐かしいなと、あの時を思い出しましたね」としみじみ。オオカミ史上、初めて全員が泣いた場面では「友情は本当にあって、あんなに泣いたのは人生で初めてでした」と感慨深げ。  鈴々木さんは大久保との最初の出会いについて、オープニング撮影の衣装合わせで「(着替え中に)上半身がバッキバキ過ぎて、なっ、なに? その身体? 」と聞いて「僕キックボクシングをやっているんです。つい最近試合に出ていたんです」と会話をしたのが最初で、大久保は「(鈴々木さんに最初会ったときは)長身で顔がめちゃくちゃカッコよくて、最初白いスーツで出てきて、自分はメディアの仕事が初めてでとても緊張していたので『よぉ、琉唯君。なぜ緊張しているの?』って言われて(笑)」と最初からいじられてしまったという。  番組内で共演の女性を好きになった気持ちについて大久保と鈴々木さんは、視聴者に見どころを作ろうと考えながらも、“本気”だったと思い出をかみしめながら語った。  イベントの最後に、夢に向けて大久保は「1番の夢は“K-1の世界チャンピオン”になることだけど、僕にしかできないことをやろうかなとも思っていて、メディアとの両立だったり、今は大学生で、三刀流じゃないですけど、全部中途半端でいかずに全部成功するよう頑張ります!」と「三刀流ファイター」としての活躍を誓った。
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