2024年6月8日(土)タイ・インパクトアリーナ『ONE 167』(U-NEXT配信)に出場する、K-1世界2階級制覇の野杁正明(team VASILEUS)と平田樹(フリー)が5月21日(火)都内にて公開練習を行った。
野杁はONEデビュー戦でシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)とフェザー級キックボクシングルール3分3Rで対戦、平田はビクトリア・ソウザ(ブラジル)とアトム級MMA5分3Rで対戦する。
それぞれミット打ちを見せた2人は、最後にマススパーで手合わせ。野杁のミット打ちの迫力に「怖い」と言っていた平田だが、フェイントをかけまくる野杁にシングルレッグを仕掛けて盛り上げた。2人は共通のスポンサーがおり、今回合同で公開練習を行うことになったという。
野杁は「100%を出せる練習が出来ています。過去最高に調子がいいので、怪我もないし過去最強の野杁正明が見せられると思う」と意気込み、「僕のKO勝ちしかない。求めているのはそこ(シッティチャイ)じゃないので、まだまだ倒さないとけない選手がいるので、グレゴリアンよりも速いタイムで倒せばいいアピール出来るのでそこを狙っていく」と、1月28日のONE日本大会でシッティチャイを3R1分20秒でKOしたグレゴリアンよりも速く倒すことを目標に掲げる。
平田は「1月以来の試合なので、試合間隔が空いていないのでしっかり練習していることが出せたらいいなと思います」と言い、「ずっとですが打撃が課題なのでそこが試合に出たら成長過程が見せられるかと思います」と練習している打撃を見せたいという。
マススパーで手を合わせた野杁に平田の打撃の印象はどうだったかと聞くと「タックルされたので(笑)。そういう展開になると思っています」と、打撃からの組みで平田は勝負するのではないかと予想した。