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2024年6月9日(日)『RIZIN.47』代々木第一体育館大会にて、フェザー級(5分3R)武田光司(BRAVE)vs.ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)が行われることが13日、発表された。
▼RIZINフェザー級(66kg)5分3R
武田光司(BRAVE)16勝6敗
ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)10勝0敗
シェイドゥラエフは、MMA戦績10勝0敗、フィニッシュ率100パーセントのキルギスの23歳。アマチュアMMAのGAMMAフェザー級王者から、ロシアACAで連勝後、2023年2月のONE Championshipでマーティン・ニューイェンと対戦予定もキャンセル。2023年の「ROAD FC グローバル63kgトーナメント」に参戦し、準々決勝でRIZINにも参戦中のヤン・ジヨン(韓国)に1R リアネイキドチョークで一本勝ち、アジアでの注目を高めた。
2023年8月の準決勝では、原口央と対戦予定も、63.2kgで体重超過。計量遅刻と体重超過により「失格」でトーナメントを離脱すると、2023年10月17日には、日本の藤田大和が連続一本勝ちを決めた『UAE Warriors 45』に参戦。マゴメド・アルアブドゥラ(12勝1敗1分)と対戦し、2Rにリアネイキドチョークを極めて戦績を10戦無敗(6一本勝ち、4KO・TKO)としている。
そのUAEWでは、139ポンド(63.04kg)のキャッチウェイトで戦ったシェイドゥラエフは、12日後のROAD FCトーナメント3位決定戦はキャンセル。今回のRIZINとの契約に至った。
アマチュアフェザー級王者からプロデビュー4戦はフェザー級で戦っていたシェイドゥラエフはACAでバンタム級に落としたが、ROAD FCで体重超過。UAEWでもキャッチウェイトで戦っており、RIZINではフェザー級で戦う決断をした。
その対戦相手は“タケダノフ”こと武田光司に。ライト級で、ガジ・ラバダノフ、ルイス・グスタボ、トフィック・ムサエフという強豪相手に3連敗を喫した武田だが、2024年3月の前戦では、フェザー級に落として萩原京平に判定勝ち。再起を遂げている。
シェイドゥラエフの参戦発表に「俺しかいない」と対戦をアピールしていた武田は、「本当に俺になりました。やりたかった世界線でいきなり無敗の強敵な選手。メンタルも今上がったり下がったり訳わからない状態。一歩一歩上に登ろうとしたけど一気に段階を登れるチャンスだと自分に言い聞かせてる。ライト級の時のような激しい試合になると思う。ファンの皆と共に勝ちに行きます。応援よろしくお願いします」と、リズミカルな言葉で、同じレスリングベースの強豪との対戦を語っている。
対するシェイドゥラエフも「ヘイ、RIZIN! 俺の前に立ちはだかる奴はみんなぶっ潰す。レッツゴー!」とのコメントを発表。
Bellatorのラバダノフとの試合で、ダゲスタンレスラー相手に大激闘を繰り広げてハビブ・ヌルマゴメドフからも一目置かれた武田は、同じ強味を持つシェイドゥラエフを相手に、フェザー級2戦目で上回ることができるか。中村倫也らとの専大レスリング仲間とのトレーニングも加わり、新たな“タケダノフ”の国際戦に注目だ。
That looked TIGHT#UAEWarriors45 pic.twitter.com/t0XQKanthX
— UFC FIGHT PASS (@UFCFightPass) October 17, 2023