2024年5月10日(日本時間金曜24時15分~)、サウジアラビア・リヤドのザ・グリーンホールズにて、『PFL MENA 1: Riyadh』(U-NEXT配信)が開催された。PFLの地域リーグ戦は、3月の欧州『PFL Europe 1』に続き、中東&北アフリカ地域のMENA(Middle East & North Africa)が開幕する。
メインは、サウジアラビアのアブドゥラ・アルカタニと、ヨルダンのヤジード・ハサネインのフェザー級戦。
▼フェザー級 5分3R〇アブドゥラ・アルカタニ(サウジアラビア)9勝1敗 145.6lbs[2R 4分59秒 Verbal Submission]×ヤジード・ハサネイン(ヨルダン)146.6lbs 3勝1敗 ※体重超過
3連勝中のアルカタニは、2月の「PFLvs.Bellator」でインドのエドゥコンダラ・ラオに3R TKO勝ち。今大会でモロッコの3勝無敗のタハ・ベンダウドと対戦予定だったが、ベンダウドが計量失敗で試合キャンセル。代わって対戦のハサネインも146.6ポンドの体重超過となっており、本戦同様にポイントペナルティがあるか。
▼バンタム級 5分3R〇アリ・タレブ(スウェーデン)10勝1敗[判定3-0] ※30-27, 30-27, 29-28×ナウラス・アブザク(ヨルダン)12勝6敗
コ・メインのバンタム級戦では、アリ・タレブとナウラス・アブザクが2021年3月以来、3年2カ月ぶりの再戦。当時はタレブが2R TKO勝ちしている。
MMA9勝1敗、26歳のタリブは、現UFCファイターのヴィニシウス・オリヴェイラにも3R TKO勝ち(2022年7月)している強豪。そのオリヴェイラは『UAE Warriors』で吉野光に初回TKO勝ちし、3月のオクタゴン初戦でも跳びヒザKO勝ちしていることから、単純比較はできないものの、タリブもそのクラスにいるのは間違いない。
しかし、2023年9月の前戦では、PFL欧州でクルシェド・カコロフの右カーフ、左ハイなどの蹴り技を受けて判定負けしており、アブザクとの再戦で勝利し、再起したいところ。
対するMMA12勝5敗、32歳のアブザクは、タレブ戦の敗戦後は5勝1敗。2023年10月にヴィクター・ヌネスに初回TKO負けを喫するも、2024年1月の前戦ではアゾウズ・アンウァーに1R リアネイキドチョークで一本勝ちで再起を遂げている。
▼バンタム級 5分3R〇ラシッド・ハズ(スペイン)14勝3敗[2R 2分55秒 リアネイキドチョーク]ハビエル・アラウイ(カナダ)14勝6敗 ※元UAEWバンタム級王者
▼バンタム級 5分3R〇ジャラル・アルダジャ(ヨルダン)11勝7敗1分 135.6 lbs[判定1-0] ※29-27, 28-28, 28-28×タリク・イスマイル(カナダ)7勝1敗1分 136.4 lbs ※体重超過により
▼バンタム級 5分3R〇エリアス・ブグズダム(フランス)19勝8敗 ※元AFCでバンタム級コンテンダー[2R 0分53秒 ギロチンチョーク]×ハッサン・マンドール(エジプト)9勝6敗
▼アマチュア女子アトム級 3分3R〇ハッタン・アルセイフ(サウジアラビア)[2R 0分41秒 KO] ※ヘッドキック×ナダ・ファフィマル(エジプト)
▼フェザー級 5分3R〇イスラム・レダ(エジプト)11勝1敗[判定3-0] ※30-27, 29-28, 29-28×アダム・メスキニ(フランス)8勝3敗
▼フェザー級 5分3R〇メラウン・ベラグーイット(モロッコ)5勝0敗[3R 4分12秒 TKO]×ミド・モハマッド(エジプト)6勝2敗1分
▼フェザー級 5分3R〇アブダルラフマン・アリヤサット(ヨルダン)4勝0敗[判定3-0] ※29-28, 30-27, 29-27×アフマッド・タレック(エジプト)4勝1敗
▼アマチュア フライ級 3分3R〇マリク・バサへル(サウジアラビア)[判定3-0] ※29-28, 30-27, 29-28×ハーシュ・パンディア(インド)