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10月20日(日)新木場スタジオコーストで開催される「PANCRASE 309」にて、フェザー級 キング・オブ・パンクラス・タイトルマッチとして王者・ISAO(NEVER QUIT)が挑戦者カイル・アグオン(SPIKE22)と対戦することが発表された。また、バンタム級で東陽子(和術慧舟會 AKZA)vs タチアネ・フォンテス(WARRIORS MSP)、フライ級で有川直毅(K-PLACE)vs 加マーク納(総合格闘技道場コブラ会)も決定。
さらに、「出場予定選手」としてアラン“ヒロ”ヤマニハ(ブルテリア・ボンサイ)、春日井“寒天”たけし(志村道場)、ライカ(RIGHT THING ACADEMY)、高木健太(リバーサルジム川口REDIPS)の4選手の名前も発表されている。
MMA24勝5敗4分のISAOは、2019年5月の「PANCRASE 305」にて、当時・正規王者だったナザレノ・マレガリエ(アルゼンチン)を相手に暫定王者として対戦し、判定勝利。統一王者となっていた。修斗王者との対抗戦が持ち上がるなか、ISAOはPANCRASE王者として、外部との対抗戦ではなく防衛戦に臨む。
防衛戦の相手は、2017年8月にスプリット判定で敗れているカイル・アグオン(MMA13勝7敗)。互いの手の内は知り尽くしている両者。前戦では終盤のアグオンのテイクダウンを受け惜敗しているISAOは、今回は王者としてアグオン相手にリヴェンジを果たせるか。
アグオンはISAO戦の勝利後、2017年12月に松嶋こよみに判定負け。その後は田中半蔵、中島太一を相手にいずれもスプリット判定で勝利しており、競り合いのなかで白星を掴んでいる。
ISAOは2018年4月にアグオン戦後の松嶋と対戦し、松嶋のヒザ蹴りによる反則勝ちで暫定王座戴冠も、そのヒザ蹴りの負傷で1年1カ月間の長期欠場。2019年5月の王座統一戦でマレガリエを下し、ベルトを巻いた。
一方、ISAO戦後の松嶋はONE参戦を決め、マラット・ガフロフ、クォン・ウォンイルに勝利し、2019年8月にはONE世界フェザー級王座に挑戦。王者マーチン・ウェンに2R TKO負けも、ONE3戦目にしてタイトルマッチを経験している。
今回のISAOvsアグオンは王座戦の5R制。かつてアグオンを破っている松嶋のようにISAOは先制点を取ってアグオンを後半に手詰まりにできるか。マレガリエ戦で効果的に決めたローキック(※今回はサウスポー対サウスポー)、そして5R戦でも前へ出続ける圧力は、タフファイトを厭わないアグオンを上回ることができるか。アグオンにとっては、悲願のPANCRASE王座戴冠を目指す。注目のタイトルマッチだ。
▼フェザー級 キング・オブ・パンクラス・タイトルマッチ 5分5R
ISAO(NEVER QUIT/第8代K.O.P./24勝5敗)vs.
カイル・アグオン(SPIKE22/USA/PXC元バンタム級王者/1位/13勝6敗)
▼バンタム級 5分3R
東 陽子(和術慧舟會 AKZA/1位/4勝1敗)vs.
タチアネ・フォンテス(WARRIORS MSP/BRAZIL/3勝1敗)
▼フライ級 3分3R
有川直毅(K-PLACE/4勝1敗1分)
加マーク納(総合格闘技道場コブラ会/7勝6敗)
【出場選手】
アラン“ヒロ”ヤマニハ(ブルテリア・ボンサイ※バンタム級2位)
春日井“寒天”たけし(志村道場※バンタム級4位)
ライカ(RIGHT THING ACADEMY※女子フライ級3位)
高木健太(リバーサルジム川口REDIPS※ウェルター級4位)