▼第5試合 フライ級MMA 5分3R
×クーパー・ロイヤル(オーストラリア)
判定0-3
〇小田魁斗(CARPE DIEM福岡)
小田はGRACHANを主戦場として2023年3月に鈴木崇矢にマジョリティ判定で敗れたものの、10月に長野将大を1R 14秒でKOに下しており、2024年3月にはテムに1Rでリアネイキドチョークを極めて連勝中。
ロイヤルは2023年11月の『ONE Friday Fights 40』でONE初出場。その試合で1Rにリアネイキドチョークで勝利すると、2024年1月には3Rにアームバーを極めて連続一本勝ち中。
1R、サウスポーのロイヤルに右ロー、右フックを繰り出し、ボディロックに行く小田。外掛けでテイクダウンを奪い、ハーフガードのロイヤルからサイドを奪う。ロイヤルは立ち上がるが、小田は今度は内掛けでテイクダウン。ロイヤルはクローズドガードで下から小田にパンチとヒジを打つ。小田も鉄槌を打ちながらパスを仕掛けるがロイヤルはニーシールド。小田がトップをキープしたまま初回を終えた。
2Rもボディロックからの外掛けでテイクダウンを奪う小田。サイドにも移行したがハーフに戻される。小田がボディ、顔面へとパンチを入れながらパスを狙うと、ロイヤルは小田の首を抱える。細かく顔面とボディにパンチを入れ、このラウンドも小田がトップを支配して終えた。
3R、右ローを蹴るロイヤルに小田が組みに行き、一瞬バックをとられかかるもロイヤルを前に落として一瞬マウントを奪う。パスを狙う小田の首を抱えるロイヤル。クローズドガードの中に小田を入れるが、すぐにハーフに。小田は抑え込みながら細かいパンチを当てていく。残り2分でブレイク。小田はパンチの連打で前へ出るとダブルレッグでテイクダウンし、ロイヤルはフロントチョークの体勢になるが小田は難なく首を抜く。中腰になってパウンドを打つが、ロイヤルは足を利かせてヒットを許さない。小田は抑え込みながらのパウンド。首を抱え込まれながらも左を顔面へ連打する。
試合終了のゴングが鳴ると小田は勝利の雄叫びとガッツポーズ。判定3-0で小田が連勝中だったクーパーに初参戦・初勝利を飾った。