ノットソンが3度目の日本上陸。今回は後楽園ホールで試合が見られる (C)M-1 Sports Media
2019年8月31日(土)東京・後楽園ホール『K-1 KRUSH FIGHT.104』のK-1 KRUSH FIGHT女子-52kg級契約3分3R・延長1Rで、壽美(NEXT LEVEL渋谷)と対戦するヨセフィン・ノットソン(スウェーデン/Allstars training center)のインタビューが主催者を通じて届いた。
ノットソンは豊富なアマチュア経験を持ち、IFMA(国際アマチュアムエタイ連盟)世界女子フライ級王座を獲得。プロ戦績は28勝(9KO) 4敗。2018年11月3日のK-1に初来日し、KANAと対戦したが3Rにダウンを奪われて判定負け。しかし、試合後にダウン裁定はアクシデントによるものだと主張してKANAとの再戦をアピール。再戦は2019年3月に実現し、今度はノットソンが判定勝ちでリベンジに成功して一躍K-1女子部の頂点に君臨した。
クールビューティーなルックスから“北欧のムエタイ美女”と呼ばれるノットソンが、今回迎え撃つ壽美は2016年8月にプロデビュー。『J-GIRLS』で活躍した後、2017年10月の『KHAOS』に参戦し、サウスポーから繰り出す左ストレートと左ミドルでテキサス・アユミをKO。KHAOSでの2戦目もRINAに勝利し、2018年10月のKRUSHではワン・ジンロンとの国際戦にも勝利。今年4月にはフランスへ遠征し、オランダ人選手を撃破した。戦績は6勝(2KO) 2敗。
女子も男子のようにトーナメントをやるべきだと思う
――今回の試合が決まった時の心境はいかがでしたか?
「凄く嬉しかったし、また日本に戻って来れると思うとウキウキしたわ。日本での試合はとても好きだから、またその機会を貰えたことはとても嬉しい」
――この一戦は日本のファンの間でも非常に話題になっています。それについてどう思いますか?
「みんながこの試合を楽しみにしてくれていることが嬉しい。私もこの試合を楽しみにしているわ」
「壽美はガンガン前に出てくるタイプだから、それを止める事が大事。ただ壽美は私のような相手とは戦ったことがないと思う。私自身、ただやみくもに前に出てくるだけの選手は全く怖くないわ」
――壽美戦に向けて、どんな対策を練っていますか?
「相手の研究・対策は私ではなくコーチがしている。そしてそれをもとにトレーニングメニューが組まれている。相手がどんな選手かということよりも、自分たちが何をすべきかに集中している。壽美は私のことを倒せると思ってるみたいだけど、そんな事はありえない」
――あなたと二度対戦したKANA選手は「K-1で女子トーナメントをやりたい」とコメントしています。ヨセフィン選手はそれについてどう思いますか?
「私もKANAに同意するわ。女子も男子のようにトーナメントをやるべきだと思う。日本にも、世界にも沢山素晴らしい女子選手はいる。そして日本の女子選手は凄くタフだと私は思う。女子がどれだけ強くなれるのか、K-1のタイトルを作るのに値するのか。それを知ってもらう意味でも、トーナメントを通して、もっとたくさんの人に見てもらう事は重要だと思う」
――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。
「日本のファンの皆、いつも応援してくれることを心から感謝しています。皆の応援が練習の励みになるし、勝利へのモチベーションそのもの。是非会場に応援に来て、共に戦いましょう! 皆の応援があれば楽勝よ!」