9月16日のトーナメント決勝戦へ向けてかなり早めに順調な仕上がりをみせている様子の那須川
2019年9月16日(月・祝)千葉・幕張メッセ・イベントホールにて開催される『RISE WORLD SERIES 2019 Final Round』で、-58kg級世界トーナメントの決勝戦をRISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)とISKAムエタイ世界バンタム級王者・志朗(BeWELLキックボクシングジム)が争う。
自身のSNSでトレーニングの様子なども公開している那須川は、29日(木)の午後、屋外でのラントレを終えた写真とともに「仕上がってきた。ただ今59kg。最初からクライマックスだぜ!」と投稿(契約体重は-58kg)。
那須川は5日前の投稿で「飯もめちゃくちゃ食べてるし、良い感じに脂肪が落ちてる! だから動きも軽い。今回は水抜き一切せずに脂肪だけ落として試合をするつもりです」と明かしていた。
那須川のSNSより。脂肪をおとした筋肉が凄まじい
6月2日に兵庫・神戸ワールド記念ホールにて開催された『RIZIN.16』のメインイベントで、ISKA世界バンタム級王者マーティン・ブランコ(アルゼンチン)と対戦する前、那須川は「体重調整方法を変えたので、それがどうでるか。今までは1週間で減量をやっていたんですが、今回は1カ月以上かけて脂肪だけで3kg削ってきたので、それでどうなるかですね。自分の今の感覚だとキレが出ています。今後を見据えて水抜きも控えています」と、身体への負担が大きい水抜きをしない減量方法に変えたと話している。
KO勝ちした試合後のコメントでも「今回、体重の調整の仕方を考えて動きのキレはいつもよりも出てきたかな」とその成果を語っており、7月22日の『RISE WORLD SERIES 2019 Semi Final Round in OSAKA』のメインイベントで、ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者スアキム・PKセンチャイムエタイジム(タイ)にTKO勝ちした後も「58kg契約ですけれど、もっと体重を落とそうと思いました。そっちの方がスピードも速いですし、水抜きしないでスピードだけ上げていこうと思いましたね」と、スピードと技のキレを重視した身体を作ると語っていた。
写真で本人の表情や身体つきを見ると絶好調のようで、新しい調整方法が那須川をさらに強くさせるかもしれない。
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仕上がってきた。
— 那須川 天心 (@TeppenTenshin) August 29, 2019
ただ今59キロ
最初からクライマックスだぜ!#ラントレ#永末式#俺参上#rvddw pic.twitter.com/KOZe7IiVTp