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【DEEP】佐藤洋一郎が嶋田伊吹との再戦で一本勝ち「チャンピオン戦いましょう」、鬼山斑猫が高野優樹に競り勝つ、渋谷カズキが島袋チカラに判定勝ち、朝比奈が八須をTKO

2024/04/13 18:04
 2024年4月13日(土)東京・ニューピアホールにて『DEEP TOKYO IMPACT 2024 2nd ROUND』が開催された(同日の『DEEP フューチャーキングトーナメント 2023』速報)。 DEEP TOKYO IMPACT 2024 2nd ROUND 速報 2024年4月13日(土)東京・ニューピアホール開場/17:45 開始/18:00DEEP/DEEP JEWELS メンバーシップ独占配信 ▼メインイベント DEEP ウェルター級 5分3R〇佐藤洋一郎(KATANA GYM)77.5kg[1R 0分52秒 リアネイキドチョーク] ※左ストレート→RNC×嶋田伊吹(FIGHT HOLIC)77.45kg  2022年9月以来の再戦。初戦は佐藤が判定勝ちしている。佐藤は、2010年にカン・ミンジョンを下し、修斗環太平洋ミドル王座を獲得。2016年からDEEPに参戦し、2018年4月にDEEPウェルター級タイトルマッチで王者の住村竜市朗に挑戦も判定負けで王座獲得ならず。一時は4連敗も喫したが、2022年5月に小林ゆたか、9月に嶋田伊吹、2023年4月にキム・デファンをいずれも判定で破り、3連勝。2023年10月の前戦ではグアム『BRAWL 3』でJ.J・アンブローズとドローとなっている。MMA23勝13敗3分。  対する嶋田は、MMA10勝5敗。WARDOGでプロデビュー後、2018年からDEEPに参戦。2021年12月にエゼキエル・レバナにリアネイキドチョークで一本勝ちするとマッスル岩倉にも三角絞めで勝利。2022年9月に佐藤洋一郎に判定負けも、11月に小牧ゆうたをリアネイキドチョークで極めて再起。2023年2月に現PANCRASE王者の住村竜市朗のDEEP最後の試合でスプリット判定負け。2023年11月の前戦では、鈴木琢仁に判定勝ちを収めている。満員のメインイベントで、佐藤へのリベンジを果たすことが出来るか。 佐藤「今回、チケットすごく売れているそうで。僕が本物の格闘技の試合をみんなに見せようかなと思っているので、自分が応援している選手の試合が終わってもぜひ最後まで見て、応援してください。よろしくお願いします」 嶋田「明日は僕が勝って先に進みます」  1R、ともにオーソドックス構え。右ローを当てる佐藤に、2発目の蹴り足を取って後方にテイクダウンさせる嶋田だが、グラウンドには行かず。スタンドに戻る佐藤はさらに右ローをヒット。右ストレートを振ると、嶋田の左に左を返して右から左! ダウンした嶋田のバックを奪い、リアネイキドチョークを極めた。  試合後、佐藤は「最後まで残ってくれてありがとうございます。胸毛ニキが終わったら帰っちゃうかと思いました(笑)。タイトルマッチ、もう相手いないから、チャンピオン以外。逃げないで。チャンピオン戦いましょう」と鈴木槙吾に挑戦を表明した。 [nextpage] ▼セミファイナル DEEP フェザー級 5分2R×高野優樹(JAPAN TOP TEAM)65.75kg[判定0-3] ※18-20×3〇鬼山斑猫 (KRAZYBEE) 66.00kg 高野「新しく所属がJAPAN TOP TEAMになりました。今回、この試合を楽しみにしっかり準備をしてきましたので、明日は楽しんでしっかり決着をつけます。応援よろしくお願いします」 鬼山「久しぶりです。たくさんの人に支えられてここに戻って来ることが出来ました。明日は必ず勝ちます。見ていてください」  1R、右を振る鬼山に、高野は右ロー。ともに一度づつテイクダウンを奪うもすぐに立ち上がり。  鬼山は小外がけテイクダウンも前方に送り出した高野が立ち上がりダブルレッグテイクダウン。尻着く鬼山は上体立て、ネルソンで高野をめくりゴング。  2R、右ローの鬼山にテイクダウンは高野。しかし立ち上がる鬼山の右に高野は片ヒザ落とす。左右を振って組んでダブルレッグテイクダウンは高野。そこに細かい鉄槌は鬼山。高野は首相撲ヒザに切り替え、ダブルレッグもがぶった鬼山がギロチンスイープでゴング。  判定は3-0(20-18×3)で打撃を効かせた鬼山が勝利した。 [nextpage] ▼DEEP フライ級 5分2R×島袋チカラ(CORE)57.00kg[判定0-3] ※19-19×3マスト渋谷〇渋谷カズキ(高本道場) 56.65kg 島袋「自分ごとですが、43歳にして長男が生まれたので、しっかりと──まあ記憶にないでしょうけど、強いところを世間の40代に、こんな動ける中年がいるということを見せて、相手も申し分ない渋谷カズキ選手ということで、自分の持てる力を発揮して、会場で一番楽しい試合をしたいと思います。明日はよろしくお願いします」 渋谷「1年4カ月ぶりにDEEPの舞台に戻ってくることができました。この1年4カ月、ただ怪我の療養をしていただけでなく、自分の実力をしっかりとつけて新しい渋谷カズキを皆さんに見せたいと思っています。今回の試合は昔から好きな島袋チカラ選手と対戦できるということで楽しみにしていました。明日はよろしくお願いします」  1R、島袋の右の蹴りにシングルレッグテイクダウンの渋谷。島袋は尻着くも金網上体に立てて座り金網使い小手で立ち上がり、離れる。サウスポー構えの島袋の左の蹴り終わりにダブルレッグテイクダウンは渋谷。ハーフガードの島袋に左で枕で寝かせ、パス狙うが、腰切りフルガードに戻した島袋がギロチンチョークでスイープ。上から絞めるが、渋谷は極まってないと手を振りゴング。  2R、右から左の二段蹴りの島袋に渋谷は蹴り足掴みテイクダウンも、フルガードの島袋にインサイドから細かいパウンドの渋谷だがブレーク。左を振って金網詰めてダブルレッグテイクダウンは渋谷、サイドに回り、ヒジで削り、マウント。バックに回りリアネイキドチョーク狙いから背後からパウンド。最後に島袋が正対しゴング。  判定は19-19×3のマスト判定3者渋谷で渋谷が勝利した。 [nextpage] ▼DEEP バンタム級 5分2R〇朝比奈龍希(JAPAN TOP TEAM)61.60kg[2R 2分12秒 TKO] ※パウンド×八須拳太郎(FIGHTER'S FLOW)61.15kg 朝比奈「JAPAN TOP TEAMの朝比奈龍希です。まず、はじめに八須さん、YouTubeとかSNSで『胸毛の海に沈めてやるよ』とかわけの分からないことをほざいていますけど、Xで俺のことを『何も言い返せない大人しい野郎』とかとも言ってますけど、この場を借りて言わせてもらいますよ。あなたのYouTubeで『イケメンvs.ブサメン』と僕のことをイケメンと言ってくれてありがとうございます。  そんなブサメンの八須さんに僕から1個プレゼントを用意しました。除毛クリームです。これをあなたにプレゼントします。明日、僕に負けたら、その剛毛でもじゃもじゃの髭と胸毛を剃ってください。高かったんですから。まあ冗談はさておき、明日はやってきたことを出せるようにいいパフォーマンスを発揮して、全局面で圧倒して必ず仕留めたいと思います。期待していてください。応援よろしくお願いします」 八須「BreakingDownからやってきました。俺が胸毛プロレスラーの八須拳太郎だー! ようやくここまでやってこれました。ほんとうにDEEPさん、今回は私を出させていただいてありがとうございます。明日は俺たちが第7試合だけど、メインを食うつもりで盛り上げていきますよ。朝比奈、準備はできてるか。明日は俺がDEEPを胸毛の海に沈めてやるよ。楽しみにしとけ」  1R、ともにオーソドックス構えから右突き、ダブルレッグテイクダウンは朝比奈。金網使い立つ八須を再びボディロックテイクダウンする朝比奈。八須の立ち上がりにパウンドを連打し、立つとみたびボディロックテイクダウン。ハーフの八須にパウンドで削る。  2R、右ストレートを当て、右ローの朝比奈に、被弾した八須が前に出るとカウンターのダブルレッグテイクダウン。八須の起き上がりを許さずパウンドアウトした。  朝比奈は「八須選手、試合をしていただきありがとうございました。イケメンvs.ブサメンでイケメン枠もありがとうございます(笑)。試合前の宣言通り除毛してきてください。BreakingDownだけでなく、こうしてしっかりDEEPでも注目してもらえたら嬉しいです。連敗から勝てて嬉しいです。もっと成長した姿で戻ってきますのでよろしくお願いします」と語った。 [nextpage] ▼DEEP バンタム級 5分2R〇岩見 凌(KIBA マーシャルアーツ)61.60kg[2R 1分09秒 TKO] ※パウンド×みやび(糸満 MMA) 60.00kg  1R、岩見の詰めに首投げテイクダウンのみやびだが、すぐに立つ岩見の組みを切りバックテイクのみやびも正対する岩見。互いにスクランブル合戦も最後に際を譲るみやびが下に。岩見はマウントからパウンド。ヒジにみやは脇差し立ち上がるも岩見が組みつく。  2R、跳びヒザで入るみやびをいなして組んでテイクダウンは岩見。脇差し立ち上がるみやびをなおも粘り強く組んでテイクダウンする岩見にハーフガードで背中をつけるみやびの仕掛けを潰してパウンドアウトした。 [nextpage] ▼DEEP ライト級 5分2R〇井上竜旗 (AACC)70.60kg[2R 1分32秒 TKO] ※パウンド×秋山怜冬(レンジャージム)70.75kg  1R、秋山のカーフにスイッチする井上もカーフ。ジャブの刺し合いから秋山お蹴り足を掴んでテイクダウンした井上がマウントからパウンドもゴング。  2R、シングルレッグテイクダウンの井上。背中を着かせるとパス、マウントからパウンドで決めた。井上は「前回秒で負けて、そんなときもあるかと思いながら練習して、今回成長を見せられたと思います」と語った。 [nextpage] ▼DEEP ライト級 5分2R×BAGGIO(フリー)70.00kg[1R 4分28秒 TKO] ※パウンド〇Street★Bob洸助 (KING CONNECTION)70.45kg  1R、先に左右を振って払い腰テイクダウンのBAGGIOにすぐに立つBobが体入れ替えブレーク。ダブルレッグテイクダウンのBobは金網使い立つBAGGIOをボディロックかた崩して手を着かせるとバックマウントからパウンドでレフェリーを呼び込んだ。  連敗から脱出したBobは「みんなのおかげで勝てました。6連敗でほんとうに苦しかったですけど、諦めなければ勝てると証明できました。これからも頑張るのでよろしくお願いします」と涙ながらに語った。 [nextpage] ▼DEEP メガトン級 5分2R〇Guts(リバーサルジム立川 ALPHA)※無差別[1R 0分40秒 TKO] ※パウンド×野畠大資(CB IMPACT)※無差別 [nextpage] ▼DEEP フライ級 5分2R〇加藤瑠偉(YSA)56.95kg[1R 0分33秒 TKO]×亀田一鶴(和術慧舟會 HEARTS)57.15kg 1R、加藤が左でダウンを奪うと立ち上がった亀田に左ストレートでパウンド。すぐにレフェリーが間に入った。 [nextpage] ▼DEEP フライ級 5分2R×松丸息吹(パラエストラ千葉)57.00kg[判定0-3] ※20-18×2, 19-19マスト濱口〇濱口麗地(K-Clann)57.15kg  1R、右でダウンを奪う濱口に松丸は下から蹴り上げを効かせて三角絞めも、頭抜く濱口が上でゴング。  2R、先にダブルレッグテイクダウンは濱口。両足を束ねて松丸に背中を着かせるとサイドに出て肩固め。外して脇差し立つ松丸を小外がけテウクダウン! 松丸の左をかいくぐってダブルレッグテイクダウンに松丸がギロチン合わせるも濱口が頭抜きゴング。  判定は3-0(19-19マスト濱口、20-18×2)で濱口が勝利した。
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