KNOCK OUTのハードパンチャー栗秋(左)を迎え撃つ山田
2024年4月13日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2024 ACT.2』(U-NEXT配信)の前日計量&記者会見が、12日(金)都内にて17:00より行われた。
今大会では『KNOCK OUT』、『ニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)』との対抗戦が行われる。第7試合の57.6kg契約で対戦する、SB日本フェザー級王者・山田彪太朗(シーザージム)と栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)は共に57.5kgで計量をパス。第6試合のSB日本フェザー級4位・内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM)は60.8kg、元NJKFスーパーフェザー級王者・山浦俊一(新興ムエタイジム)は60.9kgでそれぞれ計量をパスした。
山浦は「相手が変わって急遽受けてくれた内藤選手にリスペクトを持って倒そうと思っています」(当初は手塚翔太との対戦だった)、内藤は「対抗戦に代役ですが選んでいただきありがとうございます。明日は必ず勝ちます」とそれぞれコメント。
計量で顔を合わせた相手の印象を聞かれると、山浦は「初めて会いましたが背丈もそんなに変わらないので、僕の出来ることをやって倒すだけです」、内藤も「僕も今日初めて向き合って特に感じるものはない。僕のスタイルで戦って倒すだけです」と答えた。
キックボクサーの山浦は「明日はSBルールですが気にしてない。僕の出来ることをやるだけ。投げだろうが絞め技だろうがやれるものならやってみろって感じです」と、強気に言い放つ。
これに内藤は「あまりSBのルールを気にしてないと言っていましたが、僕は投げるし絞めるので覚悟しておいてください」と、SBルールの怖さを思い知らせてやると即答した。
栗秋は「明日はどの選手よりも面白い試合をして会場を沸かせようと思います。KOに期待していてください」と、KOで盛り上げると宣言。迎え撃つ山田は「やるべきことはやってきたのでSBのリングに満開の桜を咲かせます」と派手に勝つとした。
計量で顔を合わせた印象を聞かれると、栗秋は「あまり前回の会見で会った時と変わらないけれど、やることやって弟と同じようにマットに沈める」と、3月17日のRISEで彪太朗の弟・虎矢太がバックハンドブローでKOされたのと同じようにしてやると挑発する。
これに山田は「僕も体重がギリギリで計量前にトイレに行ったら栗秋選手がつばを吐いていて、減量キツいんだと思ってこれはいい試合が出来そうだと思いました。虎矢太は負けましたがあんなもんじゃないし、僕もあんなもんじゃないので山田ツインズの強さを見せつけたいです」と、弟の分まで山田ツインズの強さを見せたいと返答。
山田は強烈な左ボディを持っているが、栗秋は「全てカウンターで合わせます」と迎撃するとし、「それと僕も会った時からから思っていたんですが、明日はいいバチバチの試合が出来ると思う」と山田と同じく激しい試合が出来る予感がすると話す。
その言葉に山田は「カウンターを合わせられたらそれにカウンターを合わせます。それだけです」と、栗秋の上を行くとした。
また、SBルールで戦うことに栗秋は「SBで4戦くらいさせていただいているのでルールも分かっていますし、このカードを言われた時も迷うことはなかった。自分の強さだけを見せます」とルールは問題ないという。
それに山田は「栗秋選手はどんなルールだろうが戦い方は変わらないと思います。ただ、チョークを狙ってると聞いていて、そういうのをやってきてもらったら盛り上がると思うので、どんどんやってきて欲しいです」と余裕ともとれるコメントを残した。