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【RISE】大雅が武尊、スーパーレックと対戦した元ONEのプエルタスと対戦、自ら対戦直訴して実現「勝って世界で通用するところを見せる」

2024/04/12 14:04
 2024年6月15日(日)エディオンアリーナ大阪第一競技場『RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA』の対戦カード発表記者会見が、4月12日(金)都内にて行われた。  SuperFight!の-61.5kg契約3分3R延長1Rで、RISEスーパーフェザー級王者・大雅(TRY HARD GYM)vs.ダニエル・プエルタス(スペイン/Ultimate Fight School)の対戦が決定。  大雅は2012年1月に16歳でプロデビューし、2014年8月にKrushスーパー・バンタム級王座を奪取。2016年にはK-1 WORLD GP -60kg日本代表決定トーナメントで優勝し、翌2017年2月にはK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座を奪取した。2018年9月からRIZINに参戦。RISEには2019年3月から参戦し、連敗を喫したが梅野源治、奥平将太に連勝して調子を取り戻すと2023年6月にはフランスでポール・カーポウィッツに判定勝ち。8月に常陸飛雄馬に延長戦で競り勝ちすると、2024年1月にRISEスーパーフェザー級王者チャンヒョン・リーに挑戦。絶対王者として君臨していたリーを判定3-0で破り、第6代王座に就いた。。戦績は28勝(6KO)13敗2分。  プエルタスはISKA K-1ルール世界-60kgと-65kgの2階級を制覇、2019年には武林風の-67kgワールドカップトーナメントで優勝。2018年9月にK-1に来日し、武尊と対戦して初回KO負けを喫したことがある(日本での名はダニエル・ピュータス)。2021年11月のONE初参戦ではパンパヤックに判定で敗れたが、2022年2月にジドゥオ・イブに勝利。2023年1月にはスーパーレックとONEフライ級キックボクシング世界王座決定戦を争い、判定で敗れるもスーパーレックを苦戦させた。  会見に出席した大雅は「めちゃくちゃ強い相手で、これで自分が世界でどの位置にいるのか分かる。しっかり準備して勝ちに行くので楽しみにしていてください。勝って世界で通用するところを見せて、僕の階級で世界トーナメントをやってもらおうと思います」と意気込み。  プエルタスについては「印象はパワーファイターで今までで一番パワーがある相手だと思っています。スーパーレックとも五分五分の試合をしていたので世界のレベル、トップの強さを持っている選手だと思います」と評する。「フィジカルの強さはやってみないとどれだけパワーがあるか分からないけれど、あのレベルだとどんな感じかと楽しみですね」  実はこのプエルタス戦は大雅自身がRISEに直訴して実現したものだという。 「お願いしてオファーをしていただきました(笑)。こういう試合を組んで欲しくて、ONEで試合をしているし、契約が切れたと聞いたので試合が出来るかもと思ってお願いしました。スーパーレックと五分五分だったので、純粋にどのレベルでやっているのか、自分も通用するのかなとそういう感じですね」と、希望した理由を説明した。 「試合内容でもスーパーレックと比べられると思うので、試合が終わったら相手にどっちの方が強かったか聞いてみたいです(笑)」という大雅。  攻略については「やってみて試合の流れで考えますが、スーパーレックみたいに下がりながらやると相手はやりやすいと思うので、圧力をかけながらになると思います」と、武尊のように圧力をかけていきたいとし、「今は一番調子がいいので今の自分でどれだけ勝負できるか。僕は負ける相手はいないと思っているので、それが過信なのか本当に勝てるか分からないけれど楽しんでやろうと思います」と、今が最強の自分で勝負したいと語った。  なお、プエルタスからは「日本人をKOするチャンスが来ました。6月、日本のRISEで大雅と試合をします。大雅、キミをKOするよ」とのメッセージビデオが上映された。
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