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2024年5月12日(日)静岡県浜松のアクトシティ浜松展示イベントホールにて『DEEP CAGE IMPACT 2024 in HAMAMATSU』の開催が決定。11カードが発表された。試合はケージで行われる。
▼DEEP バンタム級 5分2R
加藤ケンジ(NeighborHood)
諏訪部哲平(IGGY HAND'S GYM)
バンタム級では、加藤ケンジ(NeighborHood)が2017年10月以来、約6年半ぶりにDEEP浜松大会に参戦。諏訪部哲平(IGGY HAND'S GYM)と対戦する。
MMA15勝11敗の加藤は、RIZIN浜松大会で金太郎に敗れるも、山本アーセン、藤原克也にKO勝ち。倉本一真に1R TKO負け後、修斗でダイキ・ライトイヤーに1R KO勝ち。しかし直近3試合は後藤丈治、ロイベ・デ・オリベイラ・ネイト、スソンに敗れ、3連敗中。
対する諏訪部は、MMA11勝11敗1分。ZSTからFighting NEXUSを経て、現在DEEPで4勝2敗と勝ち越しており、9月にはボンサイ柔術の内山拓真を1R TKOに下している。前戦は2024年3月のDEEP TOKYOで西山亮翔にリアネイキドチョークで一本勝ち。
左右で構えるストライカーの加藤に、白星のうち約半分が一本勝ちのグラップラーの諏訪部。互いの強みを押し付けるのはどちらか。
▼DEEP フェザー級 5分2R
拓 MAX(TEAM HAMBOLT.KCC)
橘川ヒロキ(IGGY HAND'S GYM)
フェザー級では、2017年11月のZSTでの関鉄矢とのフェザー級王者決定戦以来、2022年に4年10カ月間ぶりにMMA復帰した橘川ヒロキが、DEEP3戦目に臨む。
2022年9月の浜松大会で復帰した橘川は、樋沼朝光に2R TKO勝ち後、同年11月の佐藤勇駿戦でスプリット判定勝ちで2連勝。しかし、2023年4月の前戦では銀・グラップリングシュートボクサーズジムの巧みなステップを追い切れず判定負けしている。26歳。
対する拓MAXは、2021年9月の大村友也戦の判定勝ち以降、6連敗中。2年7カ月ぶりの白星を掴めるか。38歳
▼DEEP フェザー級 5分2R
畠山祐輔(ボンサイ柔術)
杉原 慎(スマイル柔術)
同じくフェザー級で「朝倉未来1年チャレンジ」の1期生で、トライフォース赤坂からボンサイ柔術に移籍した畠山が、スマイル柔術の杉原と対戦。
柔道ベースの畠山は、2020年2月のプロデビュー戦で、同じく柔道家の石田拓穂に一本負けも、2戦目でレバナ・エゼキエルに判定勝ち、3戦目で健吾にリアネイキドチョークを極めて2連勝。しかし、2020年12月に平田直樹に判定負けすると、2023年5月に木下カラテに1R KO負けで2連敗。2023年12月の前戦は、中国WLFでシェン・シャンシャンに1R リアネイキドチョークで一本勝ちし、再起を遂げている。
【写真】年末の中国WLFで一本勝ちした畠山。セコンドにはシュレック関根がついた(C)Keiji Koizumi
対する杉山は、2014年7月のDEEP名古屋でのプロデビュー戦で弥益ドミネーター聡志に判定勝ちも、以降5連敗。2023年9月のDEEP浜松で4年10カ月ぶりに復帰し、佐藤哲郎にスプリット判定勝ちで白星を掴んでいる。
佐藤戦では、左の打撃の杉原は下になるもガードで凌いで接戦を制しており、畠山は極め力が問われるフェザー級戦だ。
▼DEEP バンタム級 5分2R
夏目涼祐(禅道会豊橋)
佐藤ゆうじ(ボンサイ柔術)
格闘代理戦争で活躍中のギレルメ・ナカガワとともにクレベルが推薦していたのが、佐藤ゆうじ。2023年8月の全日本ノーギ柔術選手権アダルト青帯オープンクラス優勝。2023年9月のDEEP浜松でアマチュアルールながらトクナガ・ディエゴを1R ニンジャチョークで極めており、今回がプロデビュー戦となる。
対する夏目は、朝倉海を輩出した禅道会豊橋支部出身でプロMMA1勝2敗。DEEP浜松、東京、名古屋で戦い、2023年8月の前戦で脇田仁に三角絞めで一本負け。再起戦となる。
なお、DEEPでは、ボンサイ柔術勢の活躍もあり、熱気を増している浜松大会について春と秋の「年間2大会開催」になることも発表している。