1勝1敗で迎えるONEでの3戦目、小笠原は正念場で生き残ることができるか(C)ONE Championship
2024年4月26日(金)タイ・ルンピニースタジアム『ONE FridayFights 60』に、KNOCK OUT-REDフェザー級王者・小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)の出場が決まった。}
小笠原はジュニアキックで活躍後、2011年7月にプロデビュー。2013年5月にプロ9戦目でREBELS-MUAYTHAIフライ級王座を獲得したのを皮切りに、REBELS52.5kg級王座、ISKA K-1ルール世界バンタム級王座、KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座、同フェザー級王座を次々と獲得。今年3月には2022年ムエタイMVPでルンピニースタジアム3階級制覇を達成しているロンナチャイをダウン寸前まで追い込む完勝を収めた。6月にはトンミーチャイに判定勝ち。8月に『ONE Friday Fights』に初参戦するとヨッドウィッタヤに31秒でKO勝ちしたが、11月のOFGマッチでウィンに延長戦で敗れ、12月のONEでもチョーファーにKO負けと連敗中。サウスポーから放たれる左ストレート、左ミドルキックが得意。戦績は43勝(21KO)9敗1分。
完全にペースを握ったかに思われたところで、右ストレートのカウンターをもらい逆転KO負けを喫した前回のチョーファー戦から4カ月、小笠原が3度目のONEに挑む。
今回の対戦相手ソーンスックノーイ・FAグループ(タイ)は、2023年9月の『ONE Friday Fights 31』にONEデビューを果たすと、タイ人を相手に11月、2024年1月と3連続KO勝ち中の強豪。しかも1RでのKOが2回、2RでのTKOが1回という速攻型である。
連敗中の小笠原にとってはまたも厳しい相手が用意されたことになるが、ここで勝って生き残ることが出来るか。