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2024年4月29日(月・祝)東京・有明アリーナ『RIZIN.46』の記者会見が、11日(木)都内にて行われた。
鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)と対戦予定だったYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が練習中の負傷(内側側副靱帯と前十字靭帯の損傷・全治2カ月)により欠場。鈴木vs.YA-MANは「中止」に。
『RIZIN.46』の追加カードとして、「ベアナックルファイトチャンピオンシップ(BKFC)提供試合」が決定し、篠塚辰樹(MASTER BRIDGE /剛毅會)が、拳にバンテージだけを巻いた素手のボクシングルールで、2分5Rを戦うことが発表された。対戦相手は調整中。
篠塚は、ボクシングでアマチュア時代にインターハイベスト8の戦績を残し、プロ転向後はA級ボクサーとして3勝(2KO)1敗の戦績。2018年2月にキックボクシングに転向し、TEAM TEPPEN所属として2018年2月にRISEでプロデビュー。2021年3月にK-1初参戦を果たし、延長戦で小澤海斗に判定2-1で勝利。2021年12月にはKrushフェザー級王座に挑戦したが、新美貴士にKOで敗れる。
2023年3月の復帰戦で林勇汰をKOすると、7月には佑典もKO。10月にはKrushフェザー級タイトルマッチに臨み、王者・森坂陸に判定勝ちでKrushフェザー級王座に就いた。
2023年大晦日にはRIZINに初参戦。BreakingDownの冨澤大智とRIZINキックボクシングルール(OFG着用)で対戦し、判定3-0(30-26×2、29-26)で勝利した。3月27日にK-1との契約が円満に満了し、Krush王座の返上を発表している。戦績は12勝(8KO)3敗。
BFKCは元プロボクサーのデイビッド・フェルドマンによって2018年に設立され、同年6月から大会を開始。円形のリングでグローブは装着せず、バンデージのみを巻いて素手で2分5Rのボクシングを行う大会。
RIZIN初のベアナックル・ファイトに臨む篠塚は、2月の渡米時に、榊原CEO、平本蓮とともにBKFCを生観戦。4月27日のBKFCロサンゼルス大会出場のオファーもあったが、YA-MANの欠場により、急遽、日本でベアナックルファイト提供試合に臨むこととなった。
RIZINでお馴染みのジョン・ドッドソンがチャンピオンでもあり、ずっと観たかったBKFCを初めて体感しました!
— 榊󠄀原信行 Nobuyuki Sakakibara (@nobu_sakakibara) February 3, 2024
いゃ〜、想像以上に凄く盛り上がってましたよ!
最近のアメリカの格闘マーケットでのBKFCの躍進と人気は目を見張るものがあります。… pic.twitter.com/MytjpE1iNV
有明大会に緊急参戦を決めた篠塚は、Xで「日本にベアナックル持ってきたぞ、みんな準備できてる? えぐいよ、引くなよ日本人」と投稿。会見では、黒の目出し帽の集団をバックに臨み、「(襲撃を受けたとされる騒動の)ダメージはもう大丈夫ですね。試合まで(後方の)みんなに守ってもらいます。(次戦で)絶対勝って、ベアナックルのチャンピオンが(ジョン)ドッドソンなんで、そいつシバこうかなと思ってる。『超RIZIN3』もベアナックルで出たい」などと語った。
日本にベアナックル持ってきたぞ
— ▲ 篠塚辰樹 ▼ (@Tatsuki_MBS) April 11, 2024
みんな準備できてる?
えぐいよ
引くなよ日本人🥷 pic.twitter.com/5z0Sr5Xl8r