キックボクシング
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【ONE】ロッタンが6月タイ大会で復帰へ、9月日本大会で武尊と対戦の可能性も=チャトリCEO「武尊も今年中にもう1試合やりたいと言っている」

2024/04/10 12:04
 2024年4月、ONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEO兼会長がタイ語の公式Facebookライブにて、ONEムエタイ世界フライ級王者のロッタン・ジットムアンノン(タイ)が、6月のタイ・バンコク大会(インパクト・アリーナ)で復帰することを明らかにした。  対戦相手は今後発表予定。6月大会でロッタンが怪我無く勝利した場合、1月大会で当初対戦予定だった武尊(team VASILEUS)とロッタンの試合が、9月開催予定の日本大会で行われる可能性が浮上してきた。 「まだ正式には発表していませんが、ロッタンが6月のインパクトアリーナでのビッグイベントで復帰する。対戦相手はまだ発表していませんが、すでに(試合に)同意しています。2~3週間以内には正式に発表します」(チャトリCEO)  1月の日本大会前に「練習中に左手を負傷してしまった」と報告していたロッタンの怪我について、チャトリCEOは、「ロッタンの手はいま100%だ。そして彼の周囲はホットだ。(6月の次は)9月にまたロッタンの試合を組みたい。ロッタンも100%だし、武尊も今年中にもう1試合やりたいと言っている。どの月かは分からないが考えている」と語った。  1月28日の東京・有明アリーナ大会で武尊は、ロッタン欠場の報を受け、ONEフライ級(-61.2kg)キックボクシングタイトルマッチとして、王者スーパーレック・キャットムーカオに挑戦。死闘の末に判定3-0で敗れ、試合後に「腿と腕の筋断裂、1R目のローのカットで左膝を傷め、2箇所を骨折」したことを明かし、3月の自著のイベントでは「いつも通りの練習に復帰できるのは3カ月間くらいはかかるかな」と語っている。  今回のチャトリCEOの発表では、ロッタンの6月バンコク大会復帰とともに、「ロッタンvs.スーパーレックII」の再戦の可能性、さらに日本大会が9月に行われること、その後に「メガ・フェザー級グランプリ」の開催の意欲も示している。また、タイ語発信らしく、「年内にONEルンピニーのベルトを作る」とも発言しており、タイを軸とした新たな展開も注目される。  3月の『ユメノチカラ』発売記念イベントで武尊は、今後の対戦相手について「今は選ぶ立場ではないかなと思いますから誰というのはないですが、ロッタン選手とは決まっていた試合だったのでロッタン選手とはやりたいと思っています」と、当初予定されていたロッタン戦は実現させると語っている。  果たして6月バンコク大会でロッタンは誰とどんな復帰戦を行うか。そして、両者が望む「武尊vs.ロッタン」はいつどこで行われるか。
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