2024年4月8日(月)都内にて記者会見が行われ、巌流島(谷川貞治プロデューサー)の新プロジェクト『巌流島バーチャルファイト』の始動が発表された。
これは巌流島の異種格闘技スタイルの試合をバーチャル空間で行うというもの。無観客のスタジオにマットを敷き、ロープなどは無しでグリーンバッグに背景を移し、架空の闘技場での試合を映像にて配信(第1回は5月上旬配信)。
第1回のコンセプトは「古代ローマのコロッセオ」で、今後は渋谷のスクランブル交差点、カンフー映画の舞台、SFな宇宙空間など多様なシチュエーションを予定しているという。今回は3~4試合を予定。その第一弾カードとして、ぱんちゃん璃奈(フリー)vs.ルシア・アプデルガリム(アルゼンチン)の49.5kg契約キックボクシングルール3分3R延長1Rが発表された。
谷川Pは会見後、自身のSNSにて「まだ謎めいた感じですが、出場選手もセネガル相撲や喧嘩フットボールやカポエイラ、タフマンコンテストと言った見たことのない怪物を集めます! 今の格闘技界ではやってないことばかりやります!」と、未知の怪物を投入すると予告。
巌流島のHPに掲載したコラムには「ミレニアル世代のファンに何が見せられ、面白がられるか? 熱狂させられるか? そんな思いで始めるのが『バーチャル・ファイト』である。巌流島がまた新しいことに挑戦し、新たな一歩を踏み出す」と、ミレニアル世代(Z世代)に格闘技を届かせるコンテンツだと記している。
また、キービジュアルも公開され「今回はラウンドガールは存在しない。アテナ(闘いの女神)がバーチャルの世界にファイターを導きます! アテナに選ばれたのは花池ラヴィちゃん。どんなバーチャルな世界に導いてくれるのか?」と、元K-1ガールズの花池ラヴィ(キャシー凛から改名)が“アテナ”を務めることも発表された。どんな役割を果たすのか。
残りの対戦カードも含めて『巌流島バーチャルファイト』の全貌は徐々に明らかにしていくという。