欧州PFL王者のダコタは、10勝中9試合でフィニッシュ勝利している。(C)PFL
2024年4月4日(日本時間5日)、米国テキサス州サンアントニオのボーイングセンターにて『PFL 1: 2024 Regular Season』(U-NEXT配信)が開催される。
同大会で、優勝賞金100万ドル(約1億5千万円)を賭けた各階級のリーグ戦が開幕。
メインカードの第1試合では、女子フライ級レギュラーシーズンとして、MMA10勝無敗・うち9試合をフィニュシュ勝利している欧州PFL王者“DANGEROUS”ダコタ・ディッチェバ(英国)が登場。MMA6勝3敗でボクシング経験もあるグラップラー、リサ・モールディン(米国)と対戦する。
現Bellator女子フライ級王者のリズ・カモーシェ、元王者ジュリアナ・ベラスケス、日本の渡辺華奈らが参戦する女子フライ級の注目ファイターの試合直前の言葉を紹介したい。
ディッチェバ「いま25歳で、女性のプライムタイムは30代に入ったくらいで来る。まずはこのベルトを獲る」
「楽しんでる。家族が、チームが一緒にいるっていうのはすごく大事なことで、みんなといられるから全てはいつも通りだしいつもの感じで過ごせてる。だから、楽しめてる」
「正直、賞金(100万ドル・約1億5千万円)のことはそんなに考えてない。全ては、ベルト。でもまだ最初のラウンドだから。まだまだ先は長いけど、こんなに楽しい、人生が変わるようなトーナメントに参加できてすごくエキサイティングだと思ってる。
「普段は予想みたいなことはしないけど、やっぱりフィニッシュ勝利を増やしたい。ここに来れたお礼の意味で。急にメインカードになっていたのもびっくりしたけれど、順番は問題じゃないから、どの試合順だって結果を出してアピールすること、それでみんながエキサイトしてくれたらいいし、プレリムで会場を盛り上げてもいいし、メインカードでさらに盛り上げるというのもいいと思ってる、どちらにしたって試合をさせてもらえて光栄に思っているから」
「プレッシャーを感じるとしたら、やっぱり勝ち続けたいっていうところで、負けず嫌いだから、無敗で勝ち続けるっていうことは自分にとって唯一の選択肢。それが一番のプレッシャーではあるけれど、しっかりと、ハードなトレーニングを積んで、身を捧げてやってきたから、そういうプレッシャーっていうのはやってきたこと全部とセットになってるようなもので、自分はしっかりやってきたんだっていう自信を持って、やるしかない! っていうふうに思えてる。自分がやるべきことをとにかくやるだけ」
「絶対にこのベルトを獲りたいと思っているし、それでいて自分は今25歳で、女性のプライムタイムは30代に入ったくらいで来るような気もするから、そう思うとまだまだ時間がたくさんある。まずこのベルトを獲って、それから何が起こるかは本当に想像するのも難しいけど、急いではいない。欧州王者になったことで自分が、ちょっとペースダウンするとかそういうことは全くないどころか、むしろよりキツいことをこなすようになったし、ちょっと休もうと思ったりすることもなく、より自分がバイオレンスな部分を発揮して、今年はもっと大きなことを成し得たいと思って頑張ってきた。リーグ戦を戦う自信もスキルもついています」