1970年代に日本でも人気を博した米国人キックボクサーの“赤い怪鳥”ことベニー・“ザ・ジェット”・ユキーデ(71歳)のドキュメンタリー映画が制作され、2025年に公開予定であることが分かった。
ユキーデのInstagramに掲載された記事によれば、プロデューサーはキアヌ・リーヴス。『ザ・ジェット』(仮)と題されたドキュメンタリー映画で、エミー賞のドキュメンタリー部門にノミネートされたジェニファー・ティエシエラが監督を務める。
【写真】ユキーデ必殺のジャンピングバックスピンキックは、子供たちのあこがれの的に 幼少の頃からボクシング、レスリング、柔道、空手、合気道などを学んだユキーデはプロキックボクサーに転向するとWKA世界ライト級王者となり、アメリカを代表する選手となった。
【写真】WKA世界ライト級王座を長期間にわたって保持した 1977年8月に初来日して以降、必殺のジャンピングバックスピンキックやマシンガンラッシュを武器に日本人トップ選手たちを次々とKOしていき、梶原一騎原作の格闘技劇画『四角いジャングル』の準主人公として取り上げられたこともあり、日本で人気を博した。
また、俳優としても活躍し、ジャッキー・チェン主演の『スパルタンX』『サイクロンZ』に出演。特に『スパルタンX』でのジャッキーとの決闘シーンは高い評価を得ている。
ユキーデは「2025年にこの映画をあなたに届けられるのを楽しみにしています」とコメントしている。