KNOCK OUTのリングに上がる鈴木(右)
2024年4月27日(土)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT 2024 vol.2』の追加対戦カードが発表された。
鈴木万李弥(クロスポイント吉祥寺)がミネルヴァのスーパーバンタム級王者・浅井春香 (フリー)とKNOCK OUT-BLACK -57.0kg契約3分3R延長1Rで対戦する。
鈴木は空手のバックボーンを持ち、2016年にキックボクシングでプロデビュー。MMAでは2勝3敗の二刀流ファイターとして活躍し、エキシビションマッチながら中井りんとも対戦経験を持つ。流血もいとわない激しいファイトを信条とし、付いたキャッチフレーズは“流血のマドンナ”。そのルックスも含めて多くのファンからの人気を集めている。K-1 GROUPには2022年3月から参戦。クロスポイント吉祥寺に移籍して2023年7月に1年1カ月ぶりの試合を行ったが、☆SAHO☆に敗れK-1グループで初黒星。10月の「第6代Krush女子フライ級王座決定トーナメント」では準決勝で麻央に敗れ連敗を喫した。戦績は11勝(3KO)7敗。
近年はKrush女子フライ級の-52kgで試合をしてきた鈴木だが、久しぶりに-57.0kgで試合に臨む。
浅井は2020年2月、空手こまちにカウンターを決めてダウンを奪いJ-GIRLS王者になると、韓国と中国で連敗を喫したが同年8月のJ-NETWORKでISKA四冠王エルナ・オブ・スウェーデンに判定勝ち。11月には☆SAHO☆に敗れたが、2020年1月に鈴木万李弥に判定勝ち、9月のRISEに初参戦すると村上悠佳に判定勝ち、2021年5月にはプロ無敗だったKAEDEを破り、ミネルヴァ王座も獲得した。2022年5月にはMARIAとドローながら初防衛にも成功している。9月には北川柚に勝利し、2023年3月にはMARIAとの再戦もドローで2度目の防衛に成功。
両者は2020年1月の『HEAT 46』で対戦し、判定2-0で浅井が勝利している。難攻不落のミネルヴァ王者となっている浅井にリベンジを達成し、連敗脱出なるか。それとも浅井が返り討ちにするのか。