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レポート

【Krush】璃明武が電光石火のハイキックで初回KO、V2達成!初代Krushミドル級王座決定トーナメント決勝は神保克哉vs.ブハリ亜輝留に、晃貴が豪快KO勝ち、NARIAGARI矢島直弥がガッツ見せるも安尾瑠輝のKO勝ち

2024/03/30 18:03

▼第5試合 Krushバンタム級 3分3R延長1R
〇安尾瑠輝(K-1ジム心斎橋チームレパード)
KO 3R 0分44秒 ※左ボディ 
×矢島直弥(TSKjapan)


 安尾は2022年7月からK-1グループに参戦し、3勝2敗。2023年12月のDEEP☆KICKで同団体の-57.5kg王座に就いた。戦績5勝(3KO)2敗。


 矢島は元WPMF日本フライ級王者&元蹴拳フライ級王者だが、第1回『NARIAGARI』でBreakingDownのとしぞうにパンチのみのスタンディングバウトルールで敗れ、第2回ではK-1に出場した元太郎に判定負け。2023年12月の第3回大会で光希に勝利してNARIAGARIで初の勝利を収めると「来年3Rやらせてください。宮田さん、喧嘩を売らせてください」と宮田充Krushプロデューサーにアピールしていた。戦績は16勝(8KO)13敗2分。
 1R、パワフルなパンチで安尾が先制。左右フック、そして左ボディでダウンを奪う。ダメージが濃そうな矢島に安尾がラッシュを仕掛け、これまでかと思われた矢島が打ち合いで競り勝って逆襲に転じる。矢島が攻め込み、逆転の気配に場内が沸く。


 2Rの勢いそのままに両者打ち合う。その中で安尾が左ボディを連続ヒットさせ、矢島を下がらせると左ボディをダウンを追加。かなりダメージの濃い矢島だが立ち続け、反撃に転じる気持ちの強さを見せる。


 3Rが始まってすぐ、矢島が右ローを蹴ろうとしたところで安尾が左ミドルを蹴り、蹴り足が衝突。右足を痛めたか矢島が下がる。安尾は後ろ蹴りで左内股を蹴る変わった技から左右ロー、最後は左インロー。まだ立ち上がろうとする意志を見せたが、レフェリーがここでストップした。


 見事KO勝ちした安尾は「準備期間が2週間切っていて本当に心配で勝ててよかったです」と涙を流した。

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