イゴール推薦のトミー矢野は、KIDの寵愛を受けた柔術界の貴公子
イゴール・タナベ推薦のトミー矢野は、21歳で柔術戦歴180戦以上、2023年のIBJJF主催柔術世界選手権・ムンジアルの茶帯フェザーで3位入賞を果たしている。海外ではアリゾナのARES BJJでケイシーニョことオズワルド・モイジーニョに師事し、国内ではIGLOOにで組み技を磨くトミーは、イゴールいわく「オファーが来たときにこの人しかいないと思った。寝技がズバ抜けて強い選手は、MMAでも強い。それがトミー」と太鼓判を押す選手だ。
4歳から柔術を学び、KRAZY BEEで山本“KID”徳郁、山本美憂らのスパーリングパートナーも務めてきたトミーは、少年時代からイゴールとともに柔術世界一を目指して切磋琢磨し、MMAを戦うためにノーギグラップリング、レスリング、打撃も強化している。「チャンスをつかんで必ず優勝してスターになります。自信があります」と語る“柔術界の貴公子”は、MMAでも、すでに2024年2月の『東京ケージファイト10』Sクラスルールトーナメントのライト級で優勝を果たし、今大会で監督を務める青木とも練習しており、組み合わせ次第では、興味深いヤノとナカガワの参戦だ。