どこまで本気なのかは分からないが、3月20日のリング上で秋山(左)と皇治は何らかの絡みがありそうだ
2024年3月20日(水・祝)東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD MAX』の追加対戦カード発表記者会見が、8日(金)都内にて行われた。
スーパー・ヘビー級3分3R延長1Rで、秋山成勲の推薦選手クォン・ジャンウォン(韓国/Cheonghak Muaythai Gym)と皇治の推薦選手・安藤優介(猛者連 team OGRE)の対戦が決定。
会見には秋山と皇治も出席。自身の今後のことを聞かれると、秋山は「まだ現役としてやっているので出来ることを一生懸命やりつつ、格闘技だけをやるのか、専念するのではないと自負しておりますので韓国の選手を連れてきたり。私はまだONEなので、ONE所属選手としてONEを盛り上げることを何かしっかり考えて一歩ずつ前に進むだけです」とし、皇治は「僕は選手としてはまだまだやることがありますし、マルコメ(メイウェザー)とは必ずやろうと思っていますし、MMAでも実績を作らないといけない。選手としては精進するだけですし、地方の選手や努力しているけれどスポットライトが当たらない選手たちに少しでも手助け出来て、僕も格闘技のおかげでここに座れるようになったのでで格闘技界に恩返しがしたいですね」と二足の草鞋を履いていくとした。
3月20日の試合当日、皇治はマイクパフォーマンスなどはやらないのかと聞かれると「K-1もけっこううるさいんですよ、盛り上げてくれと。秋山さんとやりますか、試合を。(MMAで?)殺されるがな。俺、青木(真也)に毎日いじめられているのに(秋山は青木に)勝ってるから無理や。口喧嘩なら(笑)。でも、秋山さんと出来るなら嬉しいですけれどね。もちろん立ち技でしか絶対にしないですけれど」と、立ち技なら秋山と勝負してもいいと発言。
これに秋山も「いろいろな可能性って格闘技にはあると思うので、自分たちだけが自己満足するのではなく、本当にそれが求められてみんなが見たいと思うのであれば、いい形になるんじゃないですかね」と、求められるならやってもいいとの返事。
皇治も「おっ。一番盛り上がるじゃないですか、秋山さんvs.俺。青木の仇も討てるし。けれど、絶対に立ち技しか無理ですよ、絶対に」と乗り気だった。最後には「秋山さんと試合が決まったので、僕はそれに向けて仕上げようと思います」とした。
宮田Pは「この後、打ち合わせで。相談させてください」としたが、皇治は「K-1ファイター、自分たちで盛り上げろ」とメッセージした。